2023-10-07

【2024】ランニングアプリとランニングウォッチのメリット徹底比較

最終更新日 2024年1月2日

ランニングを始めて日々のランニングの記録や管理、さらにパフォーマンスの向上などを考えると適切な「データ管理」が必要ですよね。昔で言えば「練習日誌」ですが、令和でデジタルな時代はランニングに特化したスマートフォンアプリやウェアラブルウォッチが世の中に溢れています。ただ、自分にとってアプリが良いのか専用ウォッチが良いのか、どちらにどんなメリットがあるのか迷っている人も少なくないでしょう。そこで、今回はそんな人のために「ランニングアプリ」と「ランニングウォッチ」のメリットを総まとめしたいと思います。

ランニングアプリとは

「ランニングアプリ」とは、iPhone等のスマートフォンで提供されている「ランニングのGPS計測」や「ランニングを中心としたコンテンツ」等を提供しているアプリを総称して「ランニングアプリ」「ジョギングアプリ」と呼ばれたりしています。
ほとんどのアプリはインストール自体は無料で提供されており、一部高機能なメニューを使用する場合に月額課金のメニューがアプリ内に存在するものがあります（本記事でご紹介するアプリはダウンロード自体は全て無料です、ご安心ください）。
アプリの多くはNIKEやadidas等のランニングメーカーが提供するものや、スマートフォンアプリ開発に特化した会社が提供するものなど様々です。自身のランニングスタイルや用途によって最適なランニングアプリを見つけたいですね。

ランニングウォッチ（スマートウォッチ）とは

ランニングウォッチは主にスマートウォッチ、ウェアラブルウォッチと呼ばれるデジタル時計の中でも。ランニングやジョギングの計測や記録の管理、トレーニングメニューやリカバリーの提案など総合的なランニングライフに合わせた機能に特化した専用ウォッチです。
普通の時計があれば確かに走った「時間」は測れるかもしれませんが、専用のランニングウォッチの圧倒的な特徴は大雑把にまとめると次の３つに集約できるでしょう。

「GPS計測」機能による走行「距離」の正確な計測
ペース計測などランニングの改善に必要な項目の計測
外観やフィット感などランニング時に最適化された作り

専用ウォッチにしかできない様々な機能を有しているのが特徴ですので、後ほどのメリットの部分でまとめたいと思います。

ランニングアプリ３つのメリットを解説

それではまず、ランニングアプリのメリットからまとめたいと思います。

1. 無料ダウンロードしていつでも利用できる

なんといっても最大のメリットはこちら。スマートフォンさえ持っていれば、ダウンロードや基本的な機能自体は無料で使えるランニングアプリがほとんどです。思い立ったらいつでも手元のスマートフォンで始められるのが魅力ですね。

2. 常に最新の機能がアップデートされる

スマートフォンアプリが素晴らしいのは、一度ダウンロードして終わりではないところ。アプリを提供する各社は日々ユーザーに向けた新規機能を開発していますので、アップデートすることによって使い勝手が改善されたり、常に新しい機能を利用することができます。

ちなみにこれはスマートウォッチのソフトウェアも同様です。

3. SNS機能やトレーニングメニューなど計測や管理以外にもランニングに役立つ機能

一部のランニングアプリは他のランナーと交流したり、記録を手軽にシェアできたりする機能を提供しています。また、あなたのランニングレベルにあったトレーニングメニューやアドバイスコンテンツを提供しているアプリもあります。単にGPS計測デバイスとして利用するだけでなく、こういった総合的にランニングの体験を向上するサービスは嬉しい限りですね。

ランニングウォッチの３大メリット

ランニングアプリのメリットがわかったところで、次に専用のランニングウォッチのメリットを紹介します。

1. スマートフォンを携帯しないで済む

ランニング中に重たいスマートフォンを携帯したくないという人も少なくありません。今時のランニングウォッチはとにかく軽量で多機能。各種計測機能だけでなく電子決済機能なども有しているモデルもあるので、ランニング前後のコンビニ決済などもウォッチ一つで対応可能です。

2. ランニング中の操作が簡単でストレスフリー

スマートフォンアプリは画面を開いてアプリを立ち上げスタートボタンを押す。特にランニング中の操作はスマホを取り出し、ロックを外して…と一手間です。その点腕に装着されたウォッチはボタン一つでスタートストップが可能。走行中のデータチェックもちらっと腕を見るだけ。このストレスフリー感は専用のウォッチならではの醍醐味ですね。

3. 心拍数（身体への負荷レベル）の計測が正確にできる

現状のスマートフォンでは解決できないのが「心拍数」の計測です。今時のランニングウォッチはほぼすべて心拍数計測に対応しており、走行中の体への負荷レベルをひと目でチェックすることができます。