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2023-10-23

ガーミンランニングウォッチ265と255の違いを徹底比較

「ガーミンランニングウォッチの兄弟モデル265と255、どちらが良い?」

本記事はそんな疑問に実機レビューも含めて徹底解説します!2022年発売の255と後継モデルで2023年発売の265。あなたに合うのはこのモデル!

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Forerunner「265」と「255」をスペック(仕様)で比較

まずそれぞれの仕様(スペック)で比較したいと思います。

Forerunner 265Forerunner 255
発売日2023年3月2日2022年6月16日
重量47g49g
ディスプレイサイズ直径1.3インチ (32.5 mm)直径1.3インチ (33 mm)
解像度416 x 416 ピクセル260 x 260 ピクセル
タッチディスプレイ対応非対応
稼働時間(スマートウォッチモード)約13日間約14日間
稼働時間(GPSモード)約20時間約30時間
防水機能5ATM(50m防水)5ATM(50m防水)
ディスプレイタイプAMOLED(オプションで常時表示モード)太陽光の下でも見やすい、半透過メモリインピクセル(MIP)
価格¥62,800(税込)¥47,800(税込)

1. 重量とサイズの違い

若干軽量化された「265」ですが、このレベルで言えば誤差です。重量はほぼ同じと言って良いでしょう。大きな違いはありません。どちらも小ぶりな(女性向けモデル)の「s」が用意されています。

2. ディスプレイの違い

まずここが一番の違いと言えます。ディスプレイが違う。何が違うのか、しっかりレビューしていきますね。

AMOLEDによる圧倒的な鮮やかさ

ここが大きな違いですね。まず解像度が265は255の倍近く。それも今回の265アップデート最大の売りと行っても良い「AMOLED」ディスプレイに対応しているからです。「265」に実装された「AMOLED」ディスプレイは「有機ELディスプレイ」なので見た目の表示クオリティが段違いです。

AMOLEDを搭載した265

具体的な違いは、AMOLEDに使われている「有機EL」というのは、有機化合物半導体に電荷を加えると発光する原理を利用したデバイス。要は「デバイス自らが光を放つ」ということらしいです。一方の液晶ディスプレイは、光をシャッターのように遮ることで画像を作るデバイスで、原理が大きく異なるのだそう。

タッチディスプレイ搭載でマルチユースが可能

物理ボタンでぽちぽちやる強みというのは、引き続きAppleWatch等のディスプレイタッチなスマートウォッチに対してガーミンなどの専用ウォッチの強みだと思っています。特にランニング中はタッチディスプレイだと誤操作を引き起こします。

265ではそんな物理ボタンの良さを残しつつ、上位モデルのみに実装されていたタッチディスプレイも対応しました。

3. バッテリー(稼働時間)の違い

上記ディスプレイでの進化と引き換えに、バッテリー性能では「255」に軍配があがっています。どこかのスペックを上げてしまえば、何かが犠牲になるのは仕方ないもの。その点でいうと、重量はほぼ据え置きというのは「265」におけるポジティブ要素ですね。

モデル名稼働時間(スマートモード)GPSモード価格(税込)
Forerunner265最大13日間最大20時間¥ 62,800
Forerunner255最大14日間最大30時間¥ 49,800

4. 価格の違い

そして最後に価格。上記テーブルにも追記しましたが約1.5万円高い「265」となっていますね。この価格差をどう見るか、コスパだけを考えるのであれば「255」に分がある気がしますね。単純な機能差もありますが、昨今は原油高で製造コストが上がっているので最新モデルであれば一定の値上げは今やむなしとも言えます。

ランニング関連機能で比較する

先ほど「265」のメリットは「ディスプレイの進化」だと説明しました。機能上の大きな違いを挙げるなら、もう一つは「ランニング計測機能」のアップデートです。

ランニングダイナミクスが別売りポッド無しで対応

ランニングダイナミクスとは今までこれはForeAthelete/Forerunnerでも上位モデルに搭載されていた「ピッチ」や「接地時間」等の自己フォーム分析に関する機能です。さらに計測には別売りのポッドを購入して装着する必要がありました。

ピッチ1分間あたりの左右合計の歩数(spm)
上下動1歩あたりの身体の上下動の幅(cm)
接地時間(GCT)1歩あたりの地面に足がついている時間(ms=1000分の1秒)
GCTバランス左右の接地時間の割合(%)
左右のバランスが均一な状態で50-50となり、左右どちらかに偏っている場合は向きを表す(←/→)とその割合が表示される
歩幅1歩あたりの歩幅(m)
上下動比歩幅に対する上下動幅の比率(%)
数値が低いほどランニングフォームがよいとされる
※GCTバランスのみ別売りポットが必要です

つまり「265」はウォッチ単体でランニングフォームの可視化ができるわけですね。コスパよく、ここまでのデータでフォーム改善したいランナーに圧倒的おすすめなのが「265」と言えるでしょう。

実際の見た目は?実機で違いをチェック

2023年最新の「265」の最大の売りのひとつは「ディスプレイ」でした。そんな「ディスプレイ」を実機で比較してみましょう。

Forerunner 265

Forerunner 255

Forerunenr 265が鮮やかなのは当たり前といえば当たり前。自ら光を放つ仕様の「LED」形式と、「液晶」形式だと違いはハッキリとしますね。

ただ。「255」も他のForerunnerのモデルと比べてかなり見やすい印象です。実際に仕様は「太陽光の下でも見やすい、半透過メモリインピクセル(MIP)」というディスプレイ。他の写真でも比較してみましょう。

Forerunner 265

Forerunner 255

265はオプションで「常時表示」も対応しています。その分バッテリー性能は下がりますが、普段使いも兼用するなら「265」が良いかも知れません。ランニングに特化するなら「255」のディスプレイでも十分だと思います。

265、255ともにウォッチフェイス変更でカスタマイズ可能

どちらのモデルもウォッチのフェイスを簡単にカスタマイズ可能です。

Forerunner 265

Forerunner 255

やはりディスプレイの美しさ、様々なディスプレイタイプの再現性・表現力はForerunner 265に軍配ですね。

255と265その他の違いとは|音楽再生機能

Forerunner 265では「Music機能」をデフォルト搭載

今まで音楽ファイルを端末に保存して、デバイス単体で音楽を楽しめるモデルは「Music」というタイトルが名称の後に付いて別のモデルとして販売されていましたが、Music機能は「Forerunner265」からデフォルト搭載となりました。

Forerunner 265の完全レビュー記事

Forerunner 265の開封から設定、そしてランニングでの実走レビューはこちらをご参照ください。ディスプレイの美しさがわかるように写真が多めに記載しています。

【2023】ガーミン「Forerunner 265」レビュー

Forerunner 255の完全レビュー記事

Forerunner 255の開封から設定、そしてランニングでの実走レビューはこちらをご参照ください。

【2023】ガーミン「255」完全レビュー|Forerunner/フォアランナー

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Forerunner 265s

 

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