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2020-05-26

明けた緊急事態宣言と、コロナとランニングとニューノーマルと。

明けた緊急事態宣言と、コロナとランニングとニューノーマルと。

2020年5月25日(月)、いよいよもって緊急事態宣言が全国的に解除されました。
外出の自粛、不要不急の外出に対する引き締め。そして新型コロナウィルスの「密室」「密閉」「密集」を好む特性。これらが相まって、「外で走る」というアクティビティが、急速に一般市民の間に広がりだした、染み出した1ヶ月半だったと思います。

さらにリモートワークの導入により、必然的に通勤や移動が少なくなる、もしくは無くなるといった事態に、心身の健康を維持するために自らの足で走り出すというのは、なとも人間らしい行動原理ではないかと思います。

便利さや効率から離れて、自らの足で大地を蹴り、肺いっぱいに新鮮な空気を反芻する。そんな「自然との触れ合い」を人類に求めさせたのも、時代の必然なのかもしれません。

アフターコロナにおけるランニングとジョギング

新しく始めた人が多い一方で、今までランニングを継続してきた人の中には「マラソン大会」での「記録」を目標に、心のモチベーションに日々研鑽を重ねていた人も少なくないと思います。
そんな人たちから、緊急事態宣言が明けたとて「目標」や「目的」を引き続き奪ってしまっている状況に変わりはありません。

新たしく走り始めた人たちと、走ることの目的を見失ってしまった人たち。

そしてまた、緩やかに今までの日常に戻りつつも、全く新しい生活様式をベースラインに据えた新しい世界、人生へと気持ちと足の向かう先を切り替えていかなければなりません。

「なぜ、あなたは走るのか。」

そんな単純な質問に対する答えを、問いに対する解は微妙に変化し続けながらも、意識していかなければ、これからの新しい世界を走り続けるのは難しくなるんじゃないかなと思います。

なぜ、あなたは走るのか。の先にあるランニング

目的があるから、進むべき方向が定まる。
目標があるから、蹴り出す足に力がこもる。

今まで走ってきた、これから先に待っている世界は、今までと同じようで、でも全く違った新しい世界。
「距離」を意識し、自らの「清潔」 を保ち、「免疫」を維持しながら、「敵」と共存する世界。

そんなニューノーマルに向かって、今こそ一度しっかり立ち止まって、「走る目的」を問い直して見て欲しい。

もしかしたら、ずっとそれが目的だと思っていたものが、実はそれほど重要ではなくなっていた。
もしかしたら、何気なく続けたいた「ランニング」というものに、特別な意義を見出してる。

そんな新しい自分や、新しい世界への鍵が見つかるかもしれない。

ちょっとでも新しい光が射したら、そこに向けて走り出せばいい。
ちょっとでも違うと思ったら、その足で素早く起動修正すればいい。
小石で転んだら、そこから学んで二度と同じことが起こらないように学習して前に進み続ければいい。

そうやって、走ることから得られることが、
これからの新しい世界を、楽しく賢く、あなたらしく生き続けるという事に繋がると信じている。

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