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2021-02-10

ランニング思考|”走りながら考える”が人生を変える

ランニング思考|

何か新しいことを始めようとするとき、「失敗したらどうしよう」「明日はじめればいい」「今じゃなくてもいいかな」そうやって、走り出すことを止めたり辞めたりしていませんか?生まれたての赤ん坊や子供を見ていると、彼らの「経験バイアス」の無さから時に無謀なチャレンジ・行動によってハラハラドキドキすることがあると思います。しかし、裏を返すと「年をとる」ということは、こういったチャレンジができなくなる、しづらくなるということです。

ランニング思考とは何なのか?

今日は走るの面倒だな。今日は外が寒いから走るのどうしようかな…。そうやって「走ろうか」「辞めようか」迷った結果、走り出していく。走り出した結果、その慣性は簡単には止められない一連の動きとなって走り続けることができる。走り終わった後に残るのは、「走って良かった」という後味。

ランニング・ジョギングを少しでも楽しんで経験のある人たちなら、そんな経験は一度や2度ではないのではないでしょうか。そう、頭で考える前に、物事を「まずはじめてしまう」と、実は最初に「頭」で考えていた以上に、前に前に勝手に進み続けることができるのです。

それは、ランニングという身体的な動作以外にも、実は当てはまるんですね。そうやって、経験や不安や迷いによって「どうしよう」となった新しいチャレンジ、タスク、想いの数々を、「何も考えずにまず走り出すこと」で進めてしまうのが、runstagramerが提唱する「ランニング思考」です。

まず走り出してみるメリット

逆に「まず走り出さないメリット」を考えてみましょう。実はそれほど多くないのです。先ず走り出すデメリットも、実はそれほど多くないのです。何も考えずに安全確認せずに交差点に飛び出すような場合は当然別です。今、頭の中にある「夢」「願い」「アイディア」「想い」「タスク」…それらを始めないことのメリットなんて、実はそれほど無くないですか?あるのは「走り出すまで億劫だな」という「初動の重さ」だけなんです。この最初の重りさえ、「先ず走り出すこと」で取り去ってしまえば、実は何事も「もっと早くやれば良かった」と思うことばかりなのです。

走り始めた始めたたくさんの「私」をどうコントロールするか

そうやって、いろいろなものを「先ず走り出す」とやっていると、当然自分の時間は有限ですから、あれもこれもと時間が足りなくなりますよね。ですから、先ず走り始めたものは「最低限のエネルギーで走らせ続けることができる状態を維持する」ことに集中するのです。ランニングであれば、軽くおしゃべりできるぐらいの、いつまでも走っていられそうなペースです。そんなゆっくりペースでいいの?と思いませんか?
良いんです、だって、昔の自分だったらいつまでもスタートを切っていなかったじゃないですか。もう、あなたはスタートしているんです。先行メリットがあるから、ゆっくりマイペースで走らせ続ければ良いんです。それも、ひとつではなく、たくさんの「自分」を走らせましょう。そして、たくさん走らせた自分にそれぞれ取り組むときは、その一つのことに集中すること。マインドフルになること。ただ、それだけのことです。

何も走っていない自分から、ゆっくりでもたくさんの「自分」を走らすこと。これが「ランニング思考」です。
人生は有限。やりたいこと、成し遂げたい想い、それらに蓋をせずに、今と思ったらまず走らせましょう。大丈夫、きっと後悔しませんから。マイペースなら、走り続けるのは簡単です。

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