【2024】初心者向けGPSランニングウォッチおすすめ15選
「初心者が安心して使えるGPSランニングウォッチ、数が多すぎてわからない!」
そんな声にお答えするのがこの記事の目的です。
本記事では以下の大きく3つに絞って随時アップデートをかけながらおすすめのランニングウォッチをお届けします。
- ランニングウォッチの役割や選び方
- おすすめの主要ランニングウォッチメーカー(9社)の特徴
- 各メーカーの商品で最もおすすめしたい厳選ウォッチ(15種)
ランニング・ジョギングはフィットネスジムやプライベートレッスンなどのように月額費用がかからずにお得に始められる一方で、ランニングウォッチは最低でも¥30,000〜ぐらいのコストがかかるランニングシューズ以上に高額な投資です。後悔なく、楽しくランニングを続けられるような「決断」の後押しになれば幸いです。
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初心者こそGPSランニングウォッチが必要な理由
そもそもなぜ「ランニングウォッチ」が必要なのか?時計があれば確かに走った「時間」は測れるかもしれませんが、専用のランニングウォッチの圧倒的な特徴は大雑把にまとめると次の3つに集約できるでしょう。
- 「GPS計測」機能による走行「距離」の正確な計測
- ペース計測などランニングの改善に必要な項目の計測
- 外観やフィット感などランニング時に最適化された作り
1と2だけを切り出せば最近のスマートフォンアプリはめざましい進化を遂げていますのでそちらでも十分なパフォーマンスを得られるのは確かです。ただし、本当に楽しく長くランニングやジョギングをライフワークとして継続していくことを考えると、ランニングシューズと同じぐらいに費用対効果が高いのが専用のランニングウォッチなのです。なぜそう断言できるのか、そんな理由をさらに解説しますね。
ランニングウォッチの機能と役割6つ
今の時代手軽に無料の各種スマートフォンアプリで事足りるのですが、本気でランニングやジョギングを継続したいのであれば、やはり専用のランニングウォッチを購入することをおすすめします。なぜか?理由を6つに分けて説明しますね。
1. ランニング初心者ほど計測・管理したい「心拍数」
まず「記録」という観点で侮ってはいけないのがズバリ「心拍数」の計測です。特にランニングやジョギングの初心者であれば「心拍数」の計測なんて必要ないと思う人が多いと思いますが、むしろ初心者だから「心拍数」の計測が必要なんです。
「心拍計」の機能こそランニングウォッチのキモ
特に初心者のランナーはランニングによる負荷の程度が自分で判断できません。過剰に負荷がかかった状態でランニングを続けていると故障の原因になったり、逆に不健康になってしまうリスクがあります。
さらに、ダイエットでランニングを取り入れている人は、自分の最大心拍の7〜8割程度で走ることが最もダイエット効率が良いと言われています。過剰な負荷で怪我をしてしまったり、目的に対して非効率なペースや距離で走っていては逆に非効率、不健康な結果に。今回紹介する全てのウォッチは低価格モデルでも「心拍数の計測」が可能な「光学心拍計」を備えています。ぜひ適切な負荷で健康的にランニングを続けたいですね。
2. スマートフォンを携帯しなくてもOK、簡単でストレスフリー
残念ながらスマートフォンはそれなりに重量があったりサイズが大きかったり、ランニング中に携帯すると様々なストレスになる場合があります。
さらに、特定のアプリを操作しようとなったら、いちいち取り出してロックを外して…。面倒ですね。その点ランニングウォッチなら、そんな必要がありません。手元のボタンひとつで簡単操作。ランニングを楽しく継続するためには、ランニング以外の些細なストレスをどれだけ無くせるかが本当に重要です。タッチパネル式のApple Watchや、物理ボタンがよければ他のメーカーの専用デバイスを選ぶなど、この後紹介する厳選ラインナップの中からあなたのスタイルに合わせて最適なモデルを選んでください。
3. マラソン大会などの長距離ランで充電切れの心配無し
スマートフォンのバッテリー・充電機能は日々改善されているとはいえ、使い続ければフル充電での寿命は縮まってきます。さらに外出先でいざ他のアプリを使いたいとなった時に、ランニングアプリを利用したことでバッテリー切れ…となってしまったら元も子もありませんね。
「ランニング利用」を本気で長期的に考えるなら、GPSでの計測稼働時間が本当に大切です。今回オススメする低価格帯のモデルでも11時間〜22時間の連続計測ができます。マラソン大会はもちろん、LSDやロングトレイルなど、長時間のアクティビティにも耐えうるのがランニングウォッチの嬉しいところ。仮にスマートフォンを携帯していても、もちろんスマホのバッテリーを食いません。
4. ランニング専用ウォッチでモチベーションUP
馬鹿にならないおすすめの理由がこちら。特に最新の各社のランニングウォッチはとにかくおしゃれで、日常使いでもフォーマルな格好に合わせても様になります。何より、程度や速さはさておき、ランナーであることをさりげなくアピールできるウォッチは日々のランニングに対するモチベーションアップに爆発的に効きます。
5. ペース管理やトレーニングメニューなど機能満載
より本格的にランニング、マラソンの記録に挑戦していくならばより欠かせないのがランニングウォッチ。ランニング中の基本となるペース管理はもちろん、今どきのブランド各社は様々なトレーニングメニューやそれぞれのレベルにあったトレーニングモードを用意しているウォッチも少なくありません。専用のデバイスだからこそ、日々肌身につけるアイテムだからこそ享受できる体験はスマートウォッチならではです。
6. 防水機能など汗やタフな日常生活にもバッチリ
多くのモデルは日常生活レベルの耐水・防水機能はもちろん、水泳での使用なども想定した高い防水性能を持っていますので、日常生活含めたガンガン使える仕様が嬉しいですね。たとえば後ほど紹介するGarminの時計は「5ATM」という防水等級となっています。
5 ATM | 水深50mに相当する圧力に対応 | 水しぶき、雨または雪、シャワー、スイミング、水中への飛び込み、シュノーケリング |
そんな自分を肯定し続けてあげるために、自分にぴったりなランニングウォッチを探しましょう。
【2023年】最新の主要ランニングウォッチメーカー9社の特徴
ガーミン(Garmin)、ポラール(Polar)、スント(Suunto)、アップル(Apple)…ランニングウォッチメーカーの特徴やおすすめはどこなのか。各社の特徴と、自分が求める機能や体験をしっかりフィットさせておくことは大事ですね。そこで、ここではそんな主要ランニングウォッチメーカーの詳細と特徴を紹介したいと思います。
1. ガーミン(GARMIN)
ガーミン(GARMIN)はアメリカ発のメーカーですが日本でもランニングウォッチのシェアNo.1です。
ガーミン社はアメリカで創業、元々はGPSをコアテクノロジーとした位置情報デバイスを航空機向けなどに提供する会社でした。台湾の自社工場でデザインから生産まで一貫して管理しているため、高いクオリティの商品が世界中のランナーに好評です。日本のランニングウォッチ市場においても最も支持されている、シェアが大きいのがガーミンのウォッチなんです。
多くのスポーツの「トラッカーウォッチ」として独自のポジションを確立
ガーミンはそれぞれのスポーツの分野で培ったノウハウ、技術を他のスポーツにも転用しながら相乗効果で製品のクオリティを高めているんですね。GPSを強みにした創業背景と、業界での圧倒的なシェア、これらがガーミンの魅力を物語っていますね。
2. ポラール(Polar)
日本ではQちゃんことレジェンドランナーの高橋直子さんがアンバサダーを務めることでも有名なメーカーです。
フィンランド創業の心拍計測機器が起源
フィンランド創業のPolarは元々心拍計測機器を提供していた会社です。その後ランニング等のスポーツアクティビティデバイスの開発に着手、現在では世界中の多くのランナー・ジョガーから愛されるランニングウォッチメーカーになりました。
そんな生い立ちから、Polarの強みはなんと言っても「心拍数」の計測精度です。例えば初心者ランナーであれば心拍数の計測は必要なの?と思ってしましますが、ランニングにおける「負荷」は運動強度によって人それぞれ。その人の今の運動レベルに合わせた適切な強度でランニングをしないと、思わぬ故障や怪我の原因となります。
3. スント(Suunto)
多くの登山家や冒険家に愛される老舗メーカーのスントは耐久性と洗練されたデザイン性で唯一無二のポジションを確立。
フィンランド創業の老舗メーカーが誇る重みと信頼性
ポラールと同じくフィンランド創業のスントの歴史は深い。1936年の創業依頼以来、先駆的な冒険心を背に業界の先駆者として、世界中の冒険家やアスリートに愛用されるスポーツウォッチ、スポーツ関連グッズの開発を行っています。
過酷な状況に対する耐久性と美しいデザイン
スントは過酷な条件に耐えうる耐久性を持つ一方で、北欧独自の美しいデザインであることをアイデンティティとしているメーカーです。耐久性や信頼性に対する象徴的なエピソードは「1939年の戦争時、フィンランド兵がソビエト連邦軍のスナイパーに狙撃されたがその銃弾を食い止め、彼の命を救ったのは、軍服のポケットに入れていたSuunto M-311フィールドコンパスだった」という逸話です。こういった背景や理念もあり、多くの冒険家や登山家の心を掴んで話さないのがスントの特徴です。
4. アップル(Apple)
今回のラインナップで唯一、総合的なスマートウォッチをチョイスしたのがAppleのApple Watch。言わずもがな、iPhoneユーザーであればまず選択肢として検討したい。
総合ヘルスケアデバイスとして常に進化し続けるApple Watch
初代のApple Watchがリリースされたのが2014年、以来さまざまなモデルで進化し、同時にOS(オペレーションシステム)も大きく進化しているのがAppleの底力です。何よりiPhoneユーザーであればそのシームレスな互換性を考えると強力な選択肢となるのがApple Watch。iPhoneと同様に様々なアプリケーションをWatch内にインストールできるので、Watch対応しているランニングアプリ(例Nikeなど)であればiPhoneアプリとデータを同期しながら使えるのが強み。
WatchOS9で機能が大幅アップデート!ランニングウォッチの本命へ
2022年9月にアップルウォッチ専用のソフトウェアであるWatchOSがアップデートしました。これにより加速度計と物体の角度や姿勢を計るジャイロスコープが大きくアップデートで向上。ランニング・ジョギング中の姿勢角度や歩幅の計測、さらに足の接地時間を計測できるようになりました。また、心拍数の特定ゾーンを指定できるようになり、一定幅の負荷で走るトレーニングを実施することができます。
5. フィットビット(Fitbit)
ウェアラブルデバイス黎明期から多くの野心的かつコストパフォーマンスが高いモデルを提供していたFitbitはグーグル社に買収され、さらにそのラインナップを堅実なものとしています。
シリコンバレーで誕生した先端デバイスメーカー
2007年にアメリカはサンフランシスコで産声を上げたのがFitbit。2021年にはグーグル社による買収が完全に完了し、ウェアラブルウォッチメーカーとして確固たる地位を確立しています。健康志向の高いライトユーザー向けに多くのラインナップを提供し、ブランド認知も高く低価格モデルも多いため、初めてのウェアラブルウォッチのエントリーメーカーとしてのポジションであることが特徴的です。
コストパフォーマンスに優れたラインナップ
他の多くのメーカーが¥30,000以上を最低ラインとしている中で、¥20,000代から豊富なラインナップが揃っているのがFitbitの特徴、まさにコストパフォーマンス重視の人におすすめなメーカー。デザイン性は当然好みで分かれるところだが、トータルでの完成度は他のメーカーにやや劣る。
6. カロス(COROS)
2018年にGPSトラッカー市場へ参入、今回紹介するメーカーの中で最も若い気鋭のブランド。あの世界王者エリウド・キプチョゲも愛用するパフォーマンスメーカー
アスリート向けに確固たるパフォーマンスを保証したクオリティ
2016年創業の新進気鋭ブランドのカロス、前述のメーカーが凌ぎを削るGPSトラッカーに市場に最後発ながら一定のポジションを確立した背景には、確固たるプロダクト品質があります。2023年9月に最新モデルとなるPACE 3を発売しました。
世界王者「キプチョゲ」も愛用する軽さと確かさ
多くのアスリートを支援するカロス。最も有名なマラソンの世界記録保持者であるエリウド・キプチョゲは、実際トレーニング&レースの両方で超軽量GPSウォッチの「PACE 3」を使用している。さらにトレイルランニング業界ではレジェンドとなっている「キリアン・ジョルネ」とも契約し、名実ともにパフォーマンスを約束するプレミアムウォッチの地位を確立。
7. HUAWEI(ハーウェイ)
ファーウェイは今や世界を代表するデバイスメーカーです。Samsung(サムスン)・Apple(アップル)に次ぐ世界の端末出荷台数第3位に付けており、特にスマートフォンメーカーとして成長し続けています。
世界3位のデバイスメーカーがランニングに本気を出す
スマートフォンメーカーとして躍進を続ける中で、Apple社と同じく次なる成長領域として特に力をいれているのがウェアラブルデバイス・ランニングウォッチというわけですね。特に2022年から「GT Runner」シリーズでランニング領域に最注力しています。
8. Xiaomi(シャオミー)
今回紹介するメーカーの中で最も新興かつ勢いがあるのが中国のXiaomi(シャオミー)です。特にスマートフォン市場では飛ぶ鳥を落とす勢いで世界中のシェアを伸ばしており、現在はSamusung(サムスン)に次いで2位の位置まで上り詰めました。そんなシャオミーは当然コストパフォーマンスの高いスマートウォッチにも力を入れており、ハイエンドなモデルもありながら¥10,000を切る低価格なランナップが主力となっています。
9. Zepp Health Corporation
最後に紹介するZepp Health Corporation(ゼップヘルスコーポレーション)は直近でも最も成長角度と勢いがある新興のスマートウォッチメーカーとなります。特に国内市場においては2022年AppleとGarminに次いで出荷台数は3位というポジションに位置しています。特に昨年発売された独自ブランドの「Amazfit(アマズフィット)」シリーズの最新作「GTR4」並びに「GTS4」の販売実績と評価が高く、2023年7月には遂にランニング専用モデルとなる「Amazfit Cheetah」をリリース。ランナーにとっても今最も注目の高いブランドのひとつと言えるでしょう。
2023年主要ランニングウォッチメーカー9社の特徴
特徴 | 創業 | 初心者へのおすすめ度 | |
Garmin / ガーミン | GPSの精度が高く市場シェアが高い | アメリカ | ◎ |
Polar / ポラール | 心拍数の計測精度に定評 | フィンランド | ○ |
SUUNTO / スント | 耐久性と信頼性と高いデザイン性 | フィンランド | ○ |
Apple / アップル | iPhoneとの互換性や総合ヘルスケアサービスとして質の高さ | アメリカ | ◎ |
Fitbit / フィットビット | ウェアラブルウォッチにおけるエントリーモデルとしてのハードルの低さ | アメリカ | ◎ |
COROS / カロス | パフォーマンスを極めたいアスリート向け | アメリカ | △ |
HUAWEI / ハーウェイ | コストパフォーマンスとクオリティの両立を実現 | 中国 | ○ |
Xiaomi / シャオミー | コストパフォーマンスを極めたリーズナブルラインナップ | 中国 | ○ |
Amazfit / アマズフィット | 国内第3位のスマートウォッチブランドのハイパフォーマンス | 中国 | ◎ |
以上の9社の特徴を最後におさらいとしてまとめさせて頂きます。あくまで一部の特徴をハイライトした形になりますが、自分のランニングスタイルや趣味趣向は、どのメーカーがフィットしそうかの参考になると良いですね。
それでは、そんな特徴を有している各社のラインナップの中でも、今特におすすめの厳選1本をご紹介します。
【保存版】初心者におすすめのランニングウォッチ厳選15モデル
さて、以上で主要ランニングウォッチメーカー各社の特徴がつかめたかと思います。そんな特徴的な各社の多くのラインナップの中で、ランニング・ジョギングシーンで最もおすすめな1本を厳選して紹介したいと思います。
主要9メーカーおすすめランニングウォッチ一覧
おすすめポイント | 発売 | 価格 | |
ForeAthlete 55 / Garmin | 迷ったらコレ。圧倒的シェアによる安心感とコストパフォーマンス。 | 2021/5 | 32,000円 |
Pacer / Polar | 心拍機能に定評、最新の全方位ランナーモデル。 | 2022/5 | 34,980円 |
SUUNTO 5 PEAK / Suunto | 信頼性と耐久性、おしゃれなデザインで違いを際立たせるならコレ。 | 2022/4 | 43,890円 |
Apple Watch SE / Apple | iPhoneユーザーかつランニング以外も検討するならおすすめ | 2020/9 | 29,800円 |
Fitbit Charge 5 / Fitbit | ウェアラブルデバイス初心者におすすめのヘルシーライフを後押しする全方位モデル | 2021/9 | 24,990円 |
PACE 3 / COROS | 最軽量で軽さと速さを求めるランナー向け | 2023/9 | 33,000円 |
GT Runner / HUAWAI | GPS、心拍計測、記録管理や防水性能などどれをとってバランスの取れたモデル | 2021/12 | 34,980円 |
Smart Band 8 / Xiaomi | とにかく低価格、ミニマム仕様な超お買い得モデル | 2023/9/27 | 5,990円 |
GTR4 / Amazfit | GPS精度、ルートナビゲーションなどとにかくコストパフォーマンスの高いハイスペックモデル | 2022/10/13 | 31,900円 |
まず最初に表にしてまとめました。相対的な特徴と発売日、価格と睨めっこしながらぜひ深く検討してみてくださいね。
1. ForeAthlete 55 / ガーミン(Garmin)
ガーミンのランナー向けモデル「ForeAthlete(2022年6月の新モデルからForerunnerに名称変更)」の中でも最も低価格なモデルでありながら9割のランナーのニーズは十分にカバーできると確信しているのが2021年6月にリリースされたForeAthlete 55(¥32,000)です。重要は37gと最軽量、さらにGPS計測モードでも20時間駆動するのでロングランでも安心。何より、日本でも圧倒的シェアを誇り”あの先輩ランナーも使う”「とりあえずガーミン」という信頼感と安心感はゆらぎませんね。ランニング・ジョギング初心者であれば、とにかく「ForeAthlete 55」を買っておけば間違いないです。
詳細なレビュー記事はこちらを参照してくだい。
【2023】ガーミン55の使い方など完全レビュー|ForeAthlete(フォアアスリート)
「ForeAthlete(フォアアスリート)55」のスペック一覧
・重量:37g
・サイズ:42 x 42 x 11.6 mm
・ディスプレイサイズ:直径1.04インチ(26.3 mm)
・解像度:240×240ピクセル
・稼働時間:スマートウォッチモード:約14日間、GPS モード:約20時間
・防水機能:5ATM(50m防水)
・接続:Bluetooth、ANT+、USB
・内蔵メモリ:32MB
・衛星測位:GPS/GLONASS/みちびき(補完信号)
・センサー:光学式心拍センサー他
あわせておすすめしたい2023最新モデル「Forerunner 265」
Garminのランニングウォッチで推しは「ForeAthlete 55」一択感ありますが、2023年の最新モデル「Forerunner 265(前モデルよりForeAthleteから改名)もあなどれれません。
おすすめポイントはいくつもありますが、「55」と比較しながら主要なポイントを列挙すると
- ディスプレイが液晶から「AMOLED」に進化し、圧倒的な視認性を実現
- これまで上位モデルのみだったタッチディスプレイに対応
- このクラスのモデルでSuica/Garmin Payに対応、ランニング中のお買い物や電車移動もらくらく
- さらに進化したバッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間と価格の比較
稼働時間(スマートモード) | GPSモード | 価格(税込) | |
Forerunner265 | 最大13日間 | 最大20時間 | ¥ 62,800 |
ForeAthlete245 | 最大7日間 | 最大22時間 | ¥ 38,280 |
ForeAthlete55 | 最大14日間 | 最大20時間 | ¥ 32,000 |
価格は「55」に比べて高くなりますが、その分嬉しい機能も多いので「Garmin/ガーミン」を選ぶならこの2択からぜひどうぞ。
Forerunner 265
ガーミンランニングウォッチの売れ筋最新ランキング
runstagramerでは毎月独自集計でガーミンの売れ筋ランキングを集計しています。今ランナーに支持されているモデルは何なのか?ぜひチェックしてみてくださいね。
2023年最新のガーミンランニングウォッチ売れ筋ランキングTOP3
2. Pacer / ポラール(Polar)
出展:https://www.amazon.co.jp/
2022年5月にリリースされた最新モデルかつ、初心者含め多くのランナーをカバーするコストパフォーマンスモデル。GPSウォッチの購入に悩んでいる初心者ランナーに向けた、使いやすさと機能の分かりやすさを重視したランニングウォッチ。さらに上位機種の「Pacer Pro」と基本機能は同じでバッテリーもGPS+心拍計測で連続35時間使用可能。ライフスタイル含め大抵のシーンをカバーして価格は¥29,700とお手頃なのも嬉しい。Proはトレイルランなどへの付加価値が充実しているので、普通のランナーならPacerが最適。2023年各社の最新モデルが軒並み値上がりしている中で、価格もデザインもミニマルな本モデルは本当におすすめ。
Pacerスペック一覧
- 価格: ¥34,980(税込)
- 重さ: 40g
- カラー: ナイトブラック/ ディープグリーン/ ライラックパープル/ ミルキーホワイト
3. SUUNTO 5 PEAK / スント(Suunto)
出展:https://www.amazon.co.jp/
2022年4月にリリースされた最新モデル。先にリリースされていた「SUUNTO 5」が2022年にアップデートし、上位モデルの「SUUNTO 9」に肉薄する機能とパフォーマンスが実走された意欲作です。重要は39gと30代に抑えられ軽量化を実現しつつ、最大100時間の駆動が可能なウルトラモードが実装。やはりおすすめしたいのはトレイルランニングなどロードよりも過酷な環境でランニングを楽しむ人。さらにデザイン性は他のデバイスの中でも個人的にピカイチ。その辺りのランナーとの違いを見せつけたいなら、迷わずスント、今であれば迷わず「SUUNTO 5 PEAK」とうたいたい。
SUUNTO 5 PEAK スペック一覧
- 重量:37g(スント 5 ピーク)
- 価格:43,890円(税込)
- サイズ:43 x 43 x 12.9mm
- 重量:39g
- ベゼル:ステンレススチール
- レンズ素材:プラスチック
- 表⽰解像度:218×218
- ストラップ素材:22mmシリコンストラップ
- ナビゲーション:GPS、Glonass、Galileo、Beidou、QZSS
- バッテリーの寿命:ツアーモード 100時間/ パフォーマンスモード 20時間 / エンデュランスモード40時間
- 気圧計:GPS
- 防⽔性:30m
- ⼿⾸式⼼拍数、80以上のスポーツモード、Suunto Plus™ に対応、ルートナビゲーション、歩数、カロリー、回復を追跡、睡眠の質と持続時間を測定
あわせておすすめしたいSUUNTOのおすすめランニングウォッチ / SUNNTO 9 PEAK
出展:https://www.amazon.co.jp/
SUUNTO 5に比べてハイスペックなモデルが9のPEAK。ランニングもトレイルランニングなどを本格的に実施しているランナーなどギアの信頼性や耐久性をより重視する人には確実におすすめしたい1本。
4. Apple Watch SE(GPSモデル) / アップル(Apple)
ランニングのみならず、アクティブライフスタイルをサポートするウェアラブルウォッチとして不動の地位を確立しているApple Watchだが、他のメーカー横並びにすると最上位モデル「Series 8」は価格帯的に高め。よっておすすめしたいのはやはり「Apple Watch SE」ですね。2022年9月に新モデルが登場し、ディスプレイ常時点灯が採用されるなど益々死角のなくなったアップルウォッチです。単独のレビュー記事はこちらから。
また、ガーミンでおすすめした「ForeAthlete 55」と比較した記事がありますので、ぜひこちらもご参照ください。
【2023】ガーミンとアップルウォッチ|ランニングのオススメはどっち?
Apple Watch SE(GPSモデル)の基本スペック
- ディスプレイサイズ|44mm(40mmと二種類ありますが、男性なら44一択ですね)
- カラー(本体)|スペースグレイアルミニウムケース
- カラー(バンド)|ブラックスポーツバンド
- 厚さ|10.7mmの薄さ
- バッテリー|最大18時間駆動するバッテリー
- 重量|36.7g
- 大きなOLEDRetinaディスプレイ
- Series3と比べて最大2倍速いプロセッサ
- 泳げる耐水性能
- AppleWatchで毎日の体の動きを記録して、その成果をiPhoneのフィットネスアプリで確認
- ランニング、ウォーキング、サイクリング、ヨガ、水泳、ダンスなどのワークアウトを測定
- 高心拍数と低心拍数をアラートで通知
あわせておすすめしたいAppleのランニングウォッチ / Series 8
出展:https://www.amazon.co.jp/
価格も機能もSEに比べて当然高くなってしまいますが、血中濃度測定機能や優れたバッテリー性能など、Appleのフラッグシップモデルでしか実現できない機能がふんだんに盛り込まれいるので、予算に余裕のある方はぜひこちらもあわせて検討したい。
5. Fitbit Charge 5 / フィットビット(Fitbit)
出展:https://www.amazon.co.jp/
メーカーの特徴としてお伝えした通り、ウェアラブルウォッチのエントリーモデルとしておすすめしたいのが「Fitbit Charge 5」です。2021年9月にリリースされた最新モデルで、ランニングの計測はもちろんアクティブでヘルシーなライフスタイルをサポートする機能が充実している。GPS搭載モデルなのでスマホ携帯なしでもランニング・ジョギングの計測が可能。Charge 5では心拍数を24時間常時追跡に対応し、仮に平常時の範囲から逸脱した際に通知を表示をしたり、呼吸数・皮膚温度の変動、血中酸素ウェルネスなどをアプリで管理可能な優れもの。価格は24,990円とコストパフォーマンスにすぐれ、ランニングでだけではなく睡眠、ストレス、多くのポイントをカバーする「お得さ」で選ぶなら確実におすすめしたい1本。
Fitbit Charge 5 のスペック一覧
- タッチスクリーン 対応
- GPS 内蔵
- モニタリング種類 ストレス/皮膚温/血中酸素/心拍/呼吸数/睡眠 etc.
- NFC Fitbit Pay
- 通信規格 Bluetooth
- GPS 搭載 + GLONASS
- 防水性能 水深 50m までの耐水仕様
- バッテリー性能 バッテリーライフは 7 日間以上
- 充電時間(0 〜 100 %まで): 2 時間
- 対応OS Apple iOS 13.4 以降および Android OS 10 以上と同期
- サイズ 縦 21.93 mm x 横 14.75 mm
- 公式税込価格(2022年5月現在) 24,990円
あわせておすすめしたいFitbitのランニングウォッチ / Charge 4(Suica搭載モデル)
出展:https://www.amazon.co.jp/
Charge 4は5と同じくミニマルなGPS搭載のトラッカーウォッチ。さらにおすすめしたいのはSuica搭載のこのモデル。ランニング中のコンビニ立ち寄りや電車移動など、緊急時の決済を考えるとSuica搭載は嬉しい。
6. PACE 3 / カロス(COROS)
7. GT Runner / HUAWAI(ハーウェイ)
「HUAWEI WATCH GT Runner」は、近ごろのスマートウォッチに搭載される基本機能やウェルネス機能はさも当然のことながら搭載されていますが、その上で、走ることに特化したモデル。ランニング能力を高められるそうな機能がたっぷり搭載されています。
GPS、心拍計測、記録管理や防水性能などどれをとってバランスの取れたモデルで、全てのスペックにおいて今回紹介した他のモデルと遜色ないレベル。さらにスマートフォンアプリとの連携という観点でも文句なし。
HUAWEI WATCH GT Runner(ファーウェイ ウォッチ GTランナー)のスペック
- 本体サイズ:46.4×46.4×11mm
- 重量:約38.5g(ベルトを含まず)
- バッテリー持続時間:通常使用14日、トレイルランモード40時間
- 価格:3万4980円
8. Smart Band 8 / Xiaomi(シャオミー)
次に紹介するのは今回のおすすめの中でも最も安いモデル。Xiaomiの最新モデルの「Smart Band 8」が驚きなのは、基本的な健康管理・運動トラッキングなどの機能のほかに、さらに以下の機能が新しく追加。
・有酸素運動・無酸素運動のトレーニング効果の分析
・Vo2Max(最大酸素摂取量)の測定
今までのシリーズのヘルスケア、ウェアラブルウォッチとしての確立はもちろんですが、スポーツシーンや健康管理を行う場面で、より高度な情報を入手できるように。しかも価格は¥6,600と驚きのコストパフォーマンスです。
Xiaomi SmartBand 8スペック
- サイズ:4.8 x 2.25 x 1.09 cm; 27 g
- 重量:27 g
- バンドストラップ:サイズ:160 ~ 224 mm
- 素材:熱可塑性ポリウレタン
- ディスプレイ:1.62 インチ AMOLED タッチディスプレイ
- 解像度:192 × 490 ピクセル、326 PPI
- ウォッチフェイス:100 種類以上
- 充電時間:2 時間以内
- 標準的な使用時間:14 日間以上
- 5つの自動検出モード:屋外ランニング、ウォーキング、トレッドミル、ローイングマシン、エリプティカル
- その他の機能:VO₂ max、トレーニング効果、トレーニング負荷、リカバリー時間
- 心拍数モニタリング、血中酸素レベル測定
- 防水性能:5 ATM 耐水
9. GTR4 / Amazfit(アマズフィット)
最後に紹介するのは今飛ぶ鳥を落とす勢いで国内外のランナーのシェアを拡大している「Amazfit(アマズフィット)」から最新モデルとなる「GTR4」をご紹介。とにかく高機能、高精度のハイスペックに対するコストパフォーマンスで絶大な支持を誇るのが本機。世界6箇所の衛星を利用したGPS計測精度、バッテリーの長さと充電スピードの速さ、150ものスポーツモードに対応などなどたくさん詰まって3万円台を実現している点を評価したい。
Amazfit GTR 4詳細の記事はこちらをどうぞ
【2023最新】ランニングウォッチ「Amazfit GTR 4」レビュー(アマズフィット)
Amazfit GTR4 スペック
- ビジネス向けのハイエンドな外観
- 業界をリードする測位精度
- ルートインポートとナビゲーション
- 運動/筋トレのスマート分析
- モーニングアップデート
- 便利なストアカード機能
- トラックランモード/スマート軌道補正
- 200+のウォッチフェイス/ミニゲーム追加
- 睡眠スケジュールとスリープモード
- 音楽ストレージに好きな音楽を保存
- インターバルトレーニングのテンプレート作成
- 運動中の進捗をリアルタイム音声通知
- ワークアウトデータをStravaとadidas Runningに同期可能
- 5ATM
- 電話の受発信が可能
- Wi-Fi接続に対応
- 150+のスポーツモード
- カスタマイズ可能なショートカットカード
- Amazon Alexa搭載
- LINE返信・着信通知へのSMS返信※Androidのみ
もっとお買い得でコスパの高いモデルだったらGTS 4のMiniがおすすめ。GPS計測モードで最長21時間駆動で¥16,800と脅威のコスパモデルです。
【2023】ランニングウォッチ「Amazfit GTS 4 Mini」レビュー
さらに2023年7月には「Cheetha」という待望のランニング専用ウォッチも登場。こちらも詳細にレビューしています。
アマズフィットのランニング専用モデル「Amazfit Cheetah」レビュー
最後に|ランニングウォッチの最大限の活用方法
今回の記事では主要なメーカー別におすすめのランニングウォッチを紹介しました。また、冒頭にも触れましたが今はスマートフォンアプリでも無料で高機能なものが数多くリリースされ、またスマートフォン自体に決済機能やカメラなど他の欠かせない機能がつまっていますね。
ただし、ランニングやジョギングの素晴らしさは屋内やデジタルの空間から離れて、新鮮な空気をめいいっぱい吸い込んで全身で自然を感じること、生きている実感を得られることだったりします。
時にスマートフォンは家に置いておいて、身軽なウォッチひとつで思うままにランニングを楽しむ自由を一度実感してしまうと、もはや専用のウォッチは欠かせないものになってしまうと思います。
ぜひここで紹介したランニングウォッチからあなたに合った1本を見つけて、素敵なランニングライフを送ってください。