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2026-01-19

ニューバランス 1080 v15 実走レビュー|v14との違いと比較検証で見えた今こそ買いの万能ランニングシューズ

New Balance 1080 v15

「迷ったら1080」。
それほどまでに、多くのランナーから信頼されてきたニューバランスの定番デイリートレーナーが Fresh Foam X 1080 v15 です。

前作v14は、極上のクッションと快適性で「とにかく気持ちよく長く走れる」と高評価を獲得しました。一方で、「少し重たい」「テンポを上げると反発が物足りない」という声もありました。

今回のv15は、その弱点に正面から向き合ったアップデート。
結論から言うと、“ふわふわ系クッションシューズ”から、“軽快さも備えた万能デイリー”へ進化した一足です。

🔳 この記事を書いた人 🔳

  • runstagramer 編集長 / 三好拓也
  • 20年以上ランニングを楽しむ市民ランナー
  • 公式Xアカウントでも情報配信中

Fresh Foam X 1080 v15 基本情報

New Balance Fresh Foam X 1080 v15

発売日:2026年1月15日
価格:22,000円(税込)
重量:約261g(27cm相当)
ミッドソール:Infinionフォーム
ドロップ:約6mm
スタック高:かかと約40mm/前足部約34mm

※数値はモデル・サイズにより若干前後します。

まず結論|1080 v15の個人的評価

New Balance 1080 v15

良い点

  • 柔らかいのに沈みすぎず、長く走っても疲れにくい
  • ペースアップ時の“もたつき”が明確に改善
  • ロング走後半でもフォームが崩れにくい安定感

気になる点

  • 爆発的な反発やスピード感はない
  • 記録狙いのレース用途では物足りない人も

総評
「毎日走るランナーの主力シューズ」として完成度が非常に高い一足。

v14とv15の違いをランナー目線で比較|実走しました

NB freshform 1080 v15の画像

最大の変更点は「ミッドソール素材」

v15では、従来のFresh Foam Xから Infinionフォーム へ刷新されました。
この変更により、単なる柔らかさだけでなく、反発性・軽快さ・安定感のバランスが大きく向上している印象です。

v14は「沈み込むようなクッション感」が魅力でしたが、v15はそこに「蹴り出しのレスポンス」が加わり、より扱いやすく、そしてスピードが出しやすくなった足裏感覚があります。ペースがゆっくりの時は優しくフワフワ雲のよう、そしてペースを上げるとしっかり強く反発を返してくれる感じ。この両立は本当にすごいですね!

乗り味の方向性の違い

v14の特徴
・柔らかく包まれるようなクッション
・ロングジョグやLSDがとにかく快適
・スピードを上げると少し鈍重に感じる場合あり

v15の特徴
・クッションの厚みは維持しつつ、反発が明確
・ペースアップ時もテンポよく足が返る
・ジョグ〜テンポ走まで守備範囲が広い

「気持ちよく走る」だけでなく、「気持ちよくペースを上げられる」方向に進化した印象です。これは実際に走ってみて、特にペースが4:30/km切るぐらいのペースだとだんだんクッションよりも反発を強く感じるようになりましたね!

1080 v15はマラソン本番に向けたどんな練習に向いている?

イージージョグ・回復ラン

1080シリーズらしい安心感は健在。
脚への衝撃をしっかり吸収しながら、フォームが崩れにくく、疲労が残る日でも安心して距離を踏めます。

ロング走・LSD

v14ほど沈み込まない分、接地の安定感が増しています。
淡々と一定ペースで走るロング走では、後半のフォーム維持がしやすく、脚が残りやすい感覚があります。

テンポ走・ビルドアップ

ここがv15最大の進化ポイントね。
クッションシューズでありながら、テンポアップ時に“もたつき”を感じにくく、日常トレーニングの幅が一気に広がったと思います。ジョグではクッションが気持ち良いけど、テンポ・ペースを上げるとしっかりと反発、グリップしてくれる感覚があります。

「今日は気持ちよくペースを上げたい」という日にも自然に対応できます。

フルマラソンのレースシューズとして使える?

結論は、“快適性重視のレース”なら十分に実用的です。

向いているランナー

・初フルマラソン
・サブ4〜サブ3.5前後を目標
・厚底カーボンの硬さが苦手
・後半の脚残しを最優先したい
・旅行マラソン・ファンラン寄りのレース

こうしたランナーにとって、1080 v15は「最後まで脚を守ってくれるレースシューズ」になります。

向いていないケース

・サブ3など記録最優先
・反発の強いプレートシューズで攻めたい
・終盤に強い推進力を求める

この場合は、FuelCell系やカーボンモデルの方が適しています。

runstagramer的おすすめの使い方

runstagramerは「毎日走るランナーのリアル」にフォーカスしています。
1080 v15は“勝負靴”というより、走る生活を支える主力シューズに最適です。これがど真ん中ですが、当然この万能性とクッション性によりしっかりレース後半でも力を発揮するのでマラソン大会本番用シューズとしても最適。

おすすめローテーション例

・日常ジョグ/回復ラン:1080 v15
・スピード練習/レース:反発系シューズ

2足運用なら「1080 v15+スピード用1足」が最も失敗しません。が、これ一足でジョグからLSD、さらには一定のスピードのペース走やビルドアップもこなせる万能感はコスパ的にすごく良いのでは!と思います。

New Balance 1080 v15

よくある質問(FAQ)

Q. v14から買い替える価値はありますか?
A. ジョグ専用で満足しているなら無理に替える必要はありません。ただし、v14で「少し重たい」「反発が欲しい」と感じていた方は、v15の進化を強く感じられるはずです。

Q. 初心者でも使えますか?
A. 十分おすすめできます。クッション性と安定感が高く、ケガリスクを抑えながら走る習慣を作りやすいモデルです。

Q. フルマラソン1足で走れますか?
A. 記録狙いではなく、完走・快適重視なら問題ありません。脚を守る設計は大きな武器になります。

Q. サイズ感はどうですか?
A. 標準的ですが、ロング走で足がむくみやすい方はハーフサイズアップも検討すると安心です。

Q. クッションは柔らかすぎませんか?
A. v15はv14よりも反発寄りで、沈み込みすぎる感覚は抑えられています。安定感を保ったまま快適です。

まとめ|1080 v15は「快適×軽快」を両立した万能デイリー

Fresh Foam X 1080 v15は、従来の快適性を維持しながら、軽さ・反発・汎用性を大きく引き上げたアップデートモデルです。

・ジョグだけで終わらない万能性
・ロング走でも安心できるクッション
・テンポアップにも対応できる軽快さ

「1足で日常トレーニングを完結させたいランナー」にとって、2026年の本命デイリーシューズと言っていい完成度です。

1080 v15 vs 他社マックスクッションシューズ徹底比較

ニューバランス 1080 v15 は高い柔らかさと反発のバランスで人気のマックスクッション系デイリートレーナーです。
ここでは人気ライバルシューズと比較しながら、それぞれの特徴と「どんなランナーに合うか」を整理します。

比較対象モデル

  • New Balance Fresh Foam X 1080 v15
  • Nike Zoom Vomero 18
  • ASICS GEL-Nimbus 28
  • HOKA Clifton 10
  • Brooks Glycerin Max(/ Max 2)

クッション性・走行フィール比較

New Balance 1080 v15

特徴

  • 新開発 Infinion フォーム により柔らかさと反発の両立
  • ペースを問わず安定した走行感
  • 路面追従性が高く、ロング~テンポまで守備範囲が広い

Nike Zoom Vomero 18

特徴

  • Nike の ZoomX + React のハイブリッドクッション
  • ZoomX が非常に軽量かつ反発の高さに寄与し、Vomero 14 以降“柔らかさと軽快性”が両立
  • 18 ではさらに反発と柔らかさが向上し、路面を蹴り出す感覚が心地よい

走行フィール

  • 柔らかいけれど沈み込みすぎず、推進感→レスポンスの流れが自然
  • 反発寄りで「走って楽しい」印象
  • 若干軽快さがあり、テンポ寄りのトレーニングにも対応

ASICS GEL-Nimbus 28

特徴

  • ASICS 伝統の GEL クッション + FF Blast / FlyteFoam テクノロジー
  • Nimbus シリーズは「柔らかさと安定感」を両立する“王道クッション”
  • 28 では安定性と衝撃吸収がさらに向上し、長時間走で疲労を抑える設計

走行フィール

  • フカフカ系の包み込み感が強い
  • 安定性が高く、フォーム崩れを起こしにくい
  • ペースを上げても沈みすぎず、安心感のある走り

HOKA Clifton 10

  • Hoka伝統の CMEVAベースの厚底構造 で“とにかく柔らかく快適”。
  • クッションのボリュームは大きく、ジョグや回復ランで脚をしっかり守る。

Brooks Glycerin Max / Max 2

  • 極上の “極厚クッション×反発力” を実現。
  • フォーム全体で衝撃を吸収しつつ、滑らかな転がり感が特徴。

柔らかさ vs 反発性の比較

モデル柔らかさ反発性走りのバランス
Glycerin Max★★★★★★★★☆☆柔らかさ最優先
GEL-Nimbus 28★★★★☆★★★★☆安定性重視
Clifton 10★★★★☆★★★☆☆滑らかで守備範囲広い
1080 v15★★★★☆★★★★☆柔らかさ×反発の両立
Vomero 18★★★★☆★★★★☆軽快感と推進力

※ ★5が最も高い評価


用途・シーン別おすすめ

日常のジョグ・回復ラン

  • GEL-Nimbus 28
  • Glycerin Max
    柔らかさと安定性で脚を守る。

ロング走・LSD

  • 1080 v15
  • Vomero 18
    反発と柔らかさの使い分けがしやすい。

テンポ走・ペース走

  • 1080 v15
  • Nike Vomero 18
    反発・レスポンスが高く、ペース維持が楽。

フルマラソン本番(快適志向)

  • 1080 v15
  • GEL-Nimbus 28
    安定性と疲労軽減重視で後半踏ん張りやすい。

実走感の違いイメージ

1080 v15

  • 守備範囲が広い万能型。
    ペース問わず安定して走れるため、トレーニングシューズとして最もバランスがいい。

Vomero 18

  • 軽快さと反発の心地よさが印象的。
    走り出し〜ペース走まで“気持ちよさ”の印象が強く、モチベーション系のシューズ。

GEL-Nimbus 28

  • 安定性・安心感重視。
    特に練習で脚を疲れさせたくない時や、疲労が溜まっている週のロングで力を発揮。

価格・コスパ比較(目安)

モデル国内価格帯の目安
1080 v15約22,000円
Vomero 18約15,000〜19,000円
GEL-Nimbus 28約18,000〜20,000円
Clifton 10約16,000〜22,000円
Glycerin Max約21,000〜26,000円

1080 v15 はマックスクッション系としては 汎用性が高いのに価格帯が抑えめで、コスパも強いポジションです。


まとめ|どれを選ぶべき?

  • 万能性重視・最強万能デイリー1080 v15
    日常ラン〜LSD〜テンポ走まで守備範囲が広く、フルマラソン本番(快適志向)にも対応。
  • 軽快さ×反発が欲しいNike Vomero 18
    トレーニングのリズム感が出しやすく、テンポ系やジョグでも楽しく走れる。
  • 安定性・初級〜中級者向け快適性重視ASICS GEL-Nimbus 28
    長距離/疲労期でも安心感のあるクッション。
  • とにかく衝撃吸収最優先Brooks Glycerin Max
  • 滑らか・守備範囲広めHOKA Clifton 10

選び方のポイント(ランナー別まとめ)

ランナータイプ最適モデル
走りの守備範囲を広げたい1080 v15
ジョグ・テンポ・気分重視Vomero 18
疲労抜き・ジョグ最優先GEL-Nimbus 28
超柔らか重視Glycerin Max
滑らかで守備力重視Clifton 10
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