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2025-12-14

【2026年版】今日から始めるランニング・ジョギング入門|初心者が“挫折せず続くコツ”と最初の30日間ロードマップ

新年のタイミングは、ランニングを始めるのに最も適しています。
気持ちを切り替えやすく、目標も立てやすい。そして何より、1月〜3月は大会シーズンの後半にあたり、街には走る人が増えて“モチベーションを保ちやすい”時期です。

この記事では、2026年からランニングを始める初心者向けに、「最短で習慣化し、ケガなく楽しく続けるための完全ガイド」をまとめました。

🔳 この記事を書いた人 🔳

  • runstagramer 編集長 / 三好拓也
  • 20年以上ランニングを楽しむ市民ランナー
  • 公式Xアカウントでも情報配信中

1|ランニングを始める前に知っておきたいこと

■ ランニングは「意志」より「環境」が大事

意志の強さで続く人はほとんどいません。
続く人は、以下のような“走らないと逆に変な感じ”になる環境づくりが得意です。

  • 走る時間を固定する
  • ランニングウェアを前夜に準備しておく
  • 走る導線(玄関→外)がスムーズ
  • 習慣化しやすい「ご褒美」を準備する

2026年から走るなら、「環境設計」から始めるのが最も成功確率が高いです。

■ 初心者が最初にめざすべきは「距離」ではなく“継続”

最初の1ヶ月で大切なのは…

  • 走る習慣
  • ケガをしない体作り
  • ランニングをイヤな記憶にしない

「週3回 × 20分」が続けられるようになれば、もう立派なランナーです。

2|初心者がつまずきやすいポイントと対策

■ ① ペースが速すぎる

初心者が挫折する理由の8割がこれ。
“会話できるくらいのゆっくり” が正解です。

■ ② シューズが合っていない

足に合わないシューズは膝痛・足底痛の原因に。
2026年はモデルが豊富なので、以下のタイプに注意して選びましょう。

  • クッション性の高い「初心者向け」モデル
  • 足幅(ワイド/ノーマル)
  • 目的(ジョギング or ダイエット or 早くなりたい)

■ ③ いきなり毎日走る

筋肉・腱が耐えられずケガの原因に。
初心者は週2〜3回からが最適。

■ ④ 冬ランの防寒が甘い

寒さは動機を奪います。
防寒は「手・耳・首・脚」から整えましょう。

3|まず揃えるべきランニングギア(最低限)

■ ランニングシューズ(最重要)

初心者は “クッション性と安定性が高いモデル” を選ぶと失敗しません。

■ 手袋・耳当て(冬は必須)

1月の冷気は末端から奪われます。
「手が痛い」「耳が冷たい」は初心者が走らなくなる主要因。

■ 吸汗速乾ウェア

綿素材は重くなり冷えやすいのでNG。
ランニング専用ウェアは軽くて乾きやすいのが特徴。

■ スマホアプリ or スマートウォッチ

・記録が残る
・モチベーション維持
・走るリズムを掴める

GarminやCOROSはランナーに人気。
アプリはRuntrip・Nike Run ClubなどでOK。

4|走り方の基本(フォーム・呼吸・ペース)

■ ペース:最初は“歩いてもOK”

初心者は「歩く:走る = 1:1」くらいから始めるのがちょうどいい。

例:
3分走る → 2分歩く(これを数セット)

■ フォーム:3つだけ意識すれば十分

  • 背筋を伸ばす
  • 手は軽く握り、小刻みに振る
  • 歩幅を広げない(ピッチを上げる意識)

■ 呼吸:苦しくなったら鼻+口呼吸でOK

「吸う」より「吐く」を意識するとラクになります。

5|初心者のための「最初の30日間ロードマップ」

■ 1週目:習慣化する週

  • 週2回でOK
  • 15〜20分のウォーク&ラン
  • 目的:走ることを“イベント”にしない

■ 2週目:走る時間を少し増やす

  • 20〜25分
  • 歩きの割合を少し減らす
  • ペースは上げない

■ 3週目:週3回を目指す

  • 「走る→歩く」比率が逆転し始める
  • 苦しさより“爽快感”を感じるようになる時期

■ 4週目:30分走にチャレンジ

  • 30分止まらず動けたら成功
    (走り続けなくても“動き続ける”でOK)
  • ここまでくれば習慣化がほぼ完成

6|1月〜2月を快適に走るための冬ラン対策(2026年版)

■ 冬のランナーが冷える順番は「手 → 耳 → 首 → 大腿」

末端と首元を守るだけで体感温度が一気に変わります。

■ 5つの防寒ポイント

  • 手袋は必須(薄手+防風の2層構造が人気)
  • 耳当て or ネックウォーマーで“寒さの入口”を塞ぐ
  • タイツで太ももを温める
  • ウインドブレーカーで風を遮断
  • 走り始めはゆっくり、体を温めてからペースへ

■ シャワーランもOK(雨でも走る人が増加)

GORE-TEXシューズや撥水ジャケットがあれば冬の雨ランも快適。

7|初心者ランナーのFAQ

■ Q. 走る時間は朝がいい?夜がいい?

どちらでもOK。
継続しやすい時間帯を選べば問題ありません。

■ Q. 冬は走ると風邪をひく?

正しく防寒すればむしろ免疫が上がります。

■ Q. 走ると膝が痛くなる…

シューズが合っていないか、ペースが速すぎる可能性が高いです。

■ Q. 毎日は走らないほうがいい?

初心者は「走る→休む」を繰り返す方が長続きします。

■ Q. どれくらいで痩せる?

体重は1〜2ヶ月単位で変化します。
“継続できる習慣づくり”が先です。

まとめ|2026年のランニングは「習慣化の科学」がすべて

2026年、ランニングはただ走るだけの運動ではなく、
**メンタル・健康寿命・体力の改善を同時に叶える“総合ウェルネス習慣”**として広がっています。

最初の30日をクリアできれば、その先は一生の相棒になるはず。
今年こそ、ランニングという最高の習慣を味方につけましょう。

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