【2026年版】今日から始めるランニング・ジョギング入門|初心者が“挫折せず続くコツ”と最初の30日間ロードマップ

新年のタイミングは、ランニングを始めるのに最も適しています。
気持ちを切り替えやすく、目標も立てやすい。そして何より、1月〜3月は大会シーズンの後半にあたり、街には走る人が増えて“モチベーションを保ちやすい”時期です。
この記事では、2026年からランニングを始める初心者向けに、「最短で習慣化し、ケガなく楽しく続けるための完全ガイド」をまとめました。
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- runstagramer 編集長 / 三好拓也
- 20年以上ランニングを楽しむ市民ランナー
- 公式Xアカウントでも情報配信中
1|ランニングを始める前に知っておきたいこと
Contents|目次
- 1 ■ ランニングは「意志」より「環境」が大事
- 2 ■ 初心者が最初にめざすべきは「距離」ではなく“継続”
- 3 ■ ① ペースが速すぎる
- 4 ■ ② シューズが合っていない
- 5 ■ ③ いきなり毎日走る
- 6 ■ ④ 冬ランの防寒が甘い
- 7 ■ ランニングシューズ(最重要)
- 8 ■ 手袋・耳当て(冬は必須)
- 9 ■ 吸汗速乾ウェア
- 10 ■ スマホアプリ or スマートウォッチ
- 11 ■ ペース:最初は“歩いてもOK”
- 12 ■ フォーム:3つだけ意識すれば十分
- 13 ■ 呼吸:苦しくなったら鼻+口呼吸でOK
- 14 ■ 1週目:習慣化する週
- 15 ■ 2週目:走る時間を少し増やす
- 16 ■ 3週目:週3回を目指す
- 17 ■ 4週目:30分走にチャレンジ
- 18 ■ 冬のランナーが冷える順番は「手 → 耳 → 首 → 大腿」
- 19 ■ 5つの防寒ポイント
- 20 ■ シャワーランもOK(雨でも走る人が増加)
- 21 ■ Q. 走る時間は朝がいい?夜がいい?
- 22 ■ Q. 冬は走ると風邪をひく?
- 23 ■ Q. 走ると膝が痛くなる…
- 24 ■ Q. 毎日は走らないほうがいい?
- 25 ■ Q. どれくらいで痩せる?
■ ランニングは「意志」より「環境」が大事
意志の強さで続く人はほとんどいません。
続く人は、以下のような“走らないと逆に変な感じ”になる環境づくりが得意です。
- 走る時間を固定する
- ランニングウェアを前夜に準備しておく
- 走る導線(玄関→外)がスムーズ
- 習慣化しやすい「ご褒美」を準備する
2026年から走るなら、「環境設計」から始めるのが最も成功確率が高いです。
■ 初心者が最初にめざすべきは「距離」ではなく“継続”
最初の1ヶ月で大切なのは…
- 走る習慣
- ケガをしない体作り
- ランニングをイヤな記憶にしない
「週3回 × 20分」が続けられるようになれば、もう立派なランナーです。
2|初心者がつまずきやすいポイントと対策
■ ① ペースが速すぎる
初心者が挫折する理由の8割がこれ。
“会話できるくらいのゆっくり” が正解です。
■ ② シューズが合っていない
足に合わないシューズは膝痛・足底痛の原因に。
2026年はモデルが豊富なので、以下のタイプに注意して選びましょう。
- クッション性の高い「初心者向け」モデル
- 足幅(ワイド/ノーマル)
- 目的(ジョギング or ダイエット or 早くなりたい)
■ ③ いきなり毎日走る
筋肉・腱が耐えられずケガの原因に。
初心者は週2〜3回からが最適。
■ ④ 冬ランの防寒が甘い
寒さは動機を奪います。
防寒は「手・耳・首・脚」から整えましょう。
3|まず揃えるべきランニングギア(最低限)
■ ランニングシューズ(最重要)
初心者は “クッション性と安定性が高いモデル” を選ぶと失敗しません。
■ 手袋・耳当て(冬は必須)
1月の冷気は末端から奪われます。
「手が痛い」「耳が冷たい」は初心者が走らなくなる主要因。
■ 吸汗速乾ウェア
綿素材は重くなり冷えやすいのでNG。
ランニング専用ウェアは軽くて乾きやすいのが特徴。
■ スマホアプリ or スマートウォッチ
・記録が残る
・モチベーション維持
・走るリズムを掴める
GarminやCOROSはランナーに人気。
アプリはRuntrip・Nike Run ClubなどでOK。
4|走り方の基本(フォーム・呼吸・ペース)
■ ペース:最初は“歩いてもOK”
初心者は「歩く:走る = 1:1」くらいから始めるのがちょうどいい。
例:
3分走る → 2分歩く(これを数セット)
■ フォーム:3つだけ意識すれば十分
- 背筋を伸ばす
- 手は軽く握り、小刻みに振る
- 歩幅を広げない(ピッチを上げる意識)
■ 呼吸:苦しくなったら鼻+口呼吸でOK
「吸う」より「吐く」を意識するとラクになります。
5|初心者のための「最初の30日間ロードマップ」
■ 1週目:習慣化する週
- 週2回でOK
- 15〜20分のウォーク&ラン
- 目的:走ることを“イベント”にしない
■ 2週目:走る時間を少し増やす
- 20〜25分
- 歩きの割合を少し減らす
- ペースは上げない
■ 3週目:週3回を目指す
- 「走る→歩く」比率が逆転し始める
- 苦しさより“爽快感”を感じるようになる時期
■ 4週目:30分走にチャレンジ
- 30分止まらず動けたら成功
(走り続けなくても“動き続ける”でOK) - ここまでくれば習慣化がほぼ完成
6|1月〜2月を快適に走るための冬ラン対策(2026年版)
■ 冬のランナーが冷える順番は「手 → 耳 → 首 → 大腿」
末端と首元を守るだけで体感温度が一気に変わります。
■ 5つの防寒ポイント
- 手袋は必須(薄手+防風の2層構造が人気)
- 耳当て or ネックウォーマーで“寒さの入口”を塞ぐ
- タイツで太ももを温める
- ウインドブレーカーで風を遮断
- 走り始めはゆっくり、体を温めてからペースへ
■ シャワーランもOK(雨でも走る人が増加)
GORE-TEXシューズや撥水ジャケットがあれば冬の雨ランも快適。
7|初心者ランナーのFAQ
■ Q. 走る時間は朝がいい?夜がいい?
どちらでもOK。
継続しやすい時間帯を選べば問題ありません。
■ Q. 冬は走ると風邪をひく?
正しく防寒すればむしろ免疫が上がります。
■ Q. 走ると膝が痛くなる…
シューズが合っていないか、ペースが速すぎる可能性が高いです。
■ Q. 毎日は走らないほうがいい?
初心者は「走る→休む」を繰り返す方が長続きします。
■ Q. どれくらいで痩せる?
体重は1〜2ヶ月単位で変化します。
“継続できる習慣づくり”が先です。
まとめ|2026年のランニングは「習慣化の科学」がすべて
2026年、ランニングはただ走るだけの運動ではなく、
**メンタル・健康寿命・体力の改善を同時に叶える“総合ウェルネス習慣”**として広がっています。
最初の30日をクリアできれば、その先は一生の相棒になるはず。
今年こそ、ランニングという最高の習慣を味方につけましょう。











