toggle
2019-12-04

JogNote(ジョグノート)終了でオススメの「ジョグのねっとわーく」など代替サービスをレビュー

JogNote(ジョグノート)終了でオススメの「ジョグのねっとわーく」など代替サービスをレビュー

14年にわたってたくさんのランナーのいわゆる「ジョグノート/ランニング記録ノート」となっていたジョグノート(JogNote)が2020の3月サービス終了しました。JogNoteはランニングの数字管理をメインで使う方、ランナー友達との交流はグループ機能などをメインに使う方など様々なニーズがあり、Twitterなどでのユーザーさんの声を見るといかに長い間ランナー間で愛されていたサービスかが伝わってきます。ランナー界隈では「jognote難民」なる言葉も出ましたね。

ジョグノート(JogNote)のリリース

終了に伴う、データのダウンロード方法や移行など、詳細はジョグノート(JogNote)のこちらのリリースをご参照ください。
「JogNoteサービス終了のお知らせ」
大変残念なお知らせではありますが、現在は他にも様々なランニングを記録したり他のランナーと交流できたりするサービス、アプリが存在します。ジョグノート終了に伴い、いわゆる「ジョグノート難民」と呼ばれる方々は次のサービスを探していると思います。「ジョグノート難民救済サイト(現在は”ジョグのねっとわーく”として無料の代替サービスをオープン!)そこで、そんな目的別にJogNoteの代わり、引越し先となるようなサービスをまとめてみたいと思います。また、データ移行に関しても最後に紹介しています。

[toc]

ジョグのねっとわーく(旧ジョグノート難民救済サイト)

ジョグのねっとわーく

ジョグのねっとわーく(旧ジョグノート難民救済サイト)とは、ジョグノートを愛していた一般の市民ランナーさん(エンジニア)が個人で制作したサービスで、はじまりはジョグノート終了直前の2020年3月20日に無料サイト「ジョグのねっとわーく」をオープンさせたことに端を発します。

サイト名「ジョグのねっとわーく」
URL:httpss://jogno.net
これまでのジョグノートに敬意を表し、通称「ジョグの」って呼んでくれると嬉しいです。

現在の登録者数は「5,334名(2020年10月21日)」と順調に会員数を伸ばしていますね。
それでは、ジョグノートの難民を救済するために立ち上がった「ジョグのねっとわーく」をご紹介しますね。

「ジョグのねっとわーく」でできること・基本機能

ジョグノートの思想を受け継ぎ、「ジョグのねっとわーく」では以下の機能が無料で提供されています。

  • jognoteからエクスポートしたデータをインポートすることによって過去のジョグノートデータの復元
  • トレーニングの記録、日記、お友達リンク、コミュニティー掲示板、メッセージ機能
  • 外部に公開・外部に非公開・サイト内だけ公開・お友達だけ公開などこれまでのJogNote(ジョグノート)と同じように調整
  • すべて無料

会員登録からログインまで

会員登録の際はヤフーIDが必要となります。

ジョグのねっとわーく

写真の登録・アップロード方法から基本登録まで

名前や写真などは「設定」から登録します。

ジョグのねっとわーく

マイページの写真は「設定」の下部にある「ファイルを選択」からパソコンに保存された写真を選択して「アップロード」しましょう。

走った記録をつける、アップロードする

ジョグのねっとわーく

走った記録はメニューの「記録をつける」から手動で走った記録、距離、時間、メモや天気などを記録に残していきましょう。
この手書きのランニング・ジョギングノートのような丁寧な記録の残し方がジョグノートの遺伝子を受け継いでいますね。

ランニング友達を見つけよう|みんなの日記を見る

ジョグのねっとわーく

サイトのトップページに「みんなの日記(サイト内公開ユーザー」というリンクがあります。
サイト内で走った記録を公開で保存しているランナーさんの走った記録をこちらから見る事ができます。
きになるランナー、ご近所ランナーさんがいたらお友達になってみるのも良いですね。

どこかほのぼのした、マイペースでランニング・ジョギングを楽しむジョグノート的な雰囲気を味わうことができますよ。

目的別|ランナー友達/仲間との交流や出会いのサービス・アプリ

次に、オンラインで同じランニングを趣味に持った同じ地域のランナーに出会えたりするのはインターネットサービスの醍醐味ですよね。そんなオンラインでのランナー同士のコミュニケーションに焦点を当てたサービスをご紹介。

ランナー向けのSNSアプリ「Runtrip(ラントリップ)」

Runtrip|ラントリップ

「Runtrip(ラントリップ)」はランニング、ランナーに特化したソーシャルネットワーキングアプリです。アプリにはランニングコースの投稿や検索もできる機能がありますが、特に「Journal(ジャーナル)」という機能は言わば「ランナーに特化したInstagram」のような機能です。その日走ったランニングに関する写真を選んで、感じたことや走った内容を記載して投稿するだけ。する全国のランナーから「いいね!」と同じ要領で「NiceRun(ナイスラン!)」が届きます。

マツラン(Matsurun)のジャーナル

最近では「ハッシュタグ」機能も追加され、自分の趣味や同じ地域、同じ大会に出たラン友を探したりと色々な使い方ができるようになりました。毎週アプリはアップデートされていますので、今後ランナー向けの新たな機能や体験が期待できますね。さらに詳しいレビューはこちらの記事を参考にしてください。

ランニングの仲間(ラン友)を地域サークル以外で効率的に見るける方法|Runtripアプリ」

Runtrip(ラントリップ)アプリのダウンロードはこちらから

目的別|ランニング記録を管理できるサービス・アプリ

ランニングの記録自体をアプリでできたり、その記録を管理するアプリはスマートフォンの登場とともに古くからたくさん存在します。その中でも、いくつかオススメをご紹介。

Nike Run Club|ナイキランクラブ

ナイキランクラブのカバー画像

スポーツメーカーのNIKEが提供するランナーに向けたGPSを用いたレコーディング(記録)&トレーニングアプリ。特にiPhoneのリリース当初からNIKE社とApple社は深い関係値を維持しながらNIKEもiPhone向けにクオリティの高いアプリの提供に励んできています。その結果NIKEファンのみならずたくさんのランナーから支持されているアプリです。

NIKE RUNNING CLUB|ナイキランクラブ (NRC)

Nike Run Club(ナイキランクラブ)アプリのより詳細なレビューに関しては以下の記事を参考にしてください。
[NIKE]ナイキプラスランニングクラブアプリの使い方|走った記録やインスタ用の写真加工などを楽しむ

Adidas Running|アディダスランニング(旧Runtastic/ランタスティック)

アディダスランニングアプリのカバー画像

ナイキのアプリなどとともに古くからサービスを提供しているのがRuntasticで、現在はAdidas社が所有する形でRunning|アディダスランニングという名称に変更されデザインも刷新、ナイキアプリとともにとても使いやすい内容に仕上がっています。基本的にできること、機能はかなりNナイキのアプリと似通っていますので、あとはどちらのメーカーが好きなどの好みの問題もあるかなと思います。どちらかというとadidas runningの方が多機能で、最近だとユーザー・ランナー向けの様々なキャンペーンを積極的に展開していて勢いを感じますね。

Adidas Runningアプリのより詳細なレビューに関しては以下の記事を参考にしてください。
Adidas Running アプリ(旧Runtastic/ランタスティック)の使い方|GPSでのランニング記録や目標・音楽・写真設定などを楽しむ

目的別|グループ機能が使えるサービス・アプリ

特定のランニング友達をグループを作れるような専用アプリは、実際いくつか存在します。JogNote(ジョグノート)で実現できていた世界がどこまで再現できるかは、それぞれの実際のグループでの使い方次第だと思いますので、下記紹介する二つのアプリを試してみてはいかがでしょうか。

Adidas Running|アディダスランニング(旧Runtastic/ランタスティック)

adidas running|グループ設定画面

先ほども紹介したアディダスのアプリ。できることを箇条書きで紹介すると

  • 新規でグループを作成することができる、名前も設定できる
  • グループ内では直接招待した他のユーザーを追加することができる
  • プライバシー設定より、グループのみにランニングアクティビティを共有することができる
  • グループ全体での走行距離を知ることができる
  • グループ内でのランキングを知ることができる

グループ機能の詳細に関してはこちらで紹介していますので是非チェックしてみてくださいね。

Adidas Running アプリ(旧Runtastic/ランタスティック)のグループ機能で友達(ラン友)と記録をシェアする方法

STRAVA(ストラバ)

ストラバのカバー画像

Stravaアプリのより詳細なレビューに関しては以下の記事を参考にしてください。

JogNote(ジョグノート)のデータ移行方法

JogNoteのデータダウンロードに関してはこちらの公式アナウンスに記載してある通りで、

ジョグノート(JogNote)のリリース

以下のデータをエクスポート(出力)することができます。

  • CSV形式:記録(日時、種目、距離、タイム)
  • JSON形式:日時、種目、距離、タイム、日記、コメント
  • GPX形式:走行経路
  • viewer.html:ブラウザで記録を確認することができます
  • 画像

ご覧のように、それぞれのデータが様々なデータ形式で出力されるため、全てのデータをまたJogNoteと同じように一箇所に移行させることは現実的に難しいと言って良いでしょう。例えば走行データはGPX形式によってSTRAVAヘアップロードすることができます。しかしJogNoteの友人関係や写真をそのままインポートすることはできません。データのダンロードと移行に関しては、それぞれのランナーさんのニーズに合わせて使えるものを使う、それ以外は諦めざるをえないと考えられます。

他にもJogNote(ジョグノート)の代わりになるようなアプリはいっぱい

ランニングアプリ8つの特徴マッピング

各種アプリストアでランニングで検索するとそれこそたくさんのランニング関連アプリが出てきますが、こちらの記事にオススメをまとめています。ぜひこちらもチェックしてあなたのランニングの目的にあったサービスを見つけてくださいね。

【2020年最新版】ランニングアプリ超8選まとめ|ランに必須なスマホアプリを利用シーン別に使い方徹底ガイド

最後に|JogNote(ジョグノート)終了に寄せて

ランナー向けのWebサービスやアプリは、JogNote(ジョグノート)が開始された頃に比べれば格段に増えてきました。今後より運動習慣としてのランニングが忙しいデジタルな人々にとって欠かせないものになっていく中で、記録や目標を管理したり、同じ趣味を持つランニング友達と繋がったりして走ることに対するモチベーションを維持することはより大事なことになってくると思います。ぜひみなさんのランニング、ランナーとしての特徴にあったサービスを見つけてくださいね。

Please Follow us!



関連記事