2018-06-20
オシャレランナーは普段使いも兼ねる、ランニング&カジュアル(ランカジ)マストアイテム
最終更新日 2018年6月23日
普段とは違うシューズを履いて、事前に心に決めた距離や道を、ただひたすらに走る。そんな営みや習慣は、もはや一部のもの好きに限定されるものではなくなったのかもしれない。「ランニング」というカルチャーは、単に記録を追い求めるものや、ただのダイエットの道具ではきっとなくなった。それは、我々の日常生活により密接に関わり、そして寄り添うものとなり、走ることと生きることの境界線は、前よりずっと曖昧になってきたような気がする。いや、きっとそうなっているのだ。そんな時代に、走る時に身にまとうものもまた、ランニングという何か特別な行為に特化されたものではなく、より日常に溶け込むようなカジュアルなものが求められてきているのもまた、時代の必然なのだろう。
ファッション業界においては、アスレジャー(アスレティック+レジャー)というスタイルが定着されて久しい。スポーツミックスとも形容される、オンとオフが曖昧で、肩肘張らずにいつでも楽で自分らしいスタイルでいること。そんな時代の中で、ランニングファッションももっとカジュアルに、日常に近いものになっていく。走った先で、ちょっと気になるカフェに立ち寄ってみる。そうやって、走るという行為自体にも余白を求めていく。そんなランニングとカジュアルを行ったり来たりできるような、その境界をつなぐような兼用のアイテムをご紹介しよう。ランニング&カジュアル、つまり「ランカジ」のポイントは、アイテムを普段使いと”兼ねる”のだ。ランカジにぴったりな兼用アイテムは、我々の日常に”走る”という行為を、より自分らしい何かにしてくれるはずだ。
ランニングパンツ
バギーズ・ショーツ|パタゴニア(patagonia)
パタゴニアのロングセラーアイテムは、普段履きもできて、汗や水にもめっぽう強い。そんな水陸両用のパンツといったらこれ一択。シンプルで飽きのこないミニマルなデザインセンスはもちろん、バギーズ・ショーツにはサプレックスナイロンと呼ばれる高強度なナイロン素材が使われ、耐久性はバッチリ。また、DWR(耐久性撥水)加工で水にも強く、速乾性も高いので水着としても活用可能。街ランから本格トレイルまで、そして海に出ればそのまま水着にもなり、速乾性で帰路もそのまま使い倒せる。カラーバリエーションもまた魅力的だが、やっぱりおすすめはブラック。どんなランTにも合わせやすいのでランニングパンツとしての自己主張は抑えつつ、しかし機能性は申し分なしの1枚だ。

出展:https://www.amazon.co.jp/
ランニングシューズ
Could オールブラック / オールホワイト|オン(on)
On は、2010年にスイスで誕生したランニングブランド。その履き心地、クッション性が何よりも最大の特徴で着実にonのファン #onfriends の熱狂を積み上げつつある。既存の枠組みにとらわれない機能性と、同じぐらい強調したいのがそのデザイン性だ。ともするとランニングシューズは派手な色、レーシーなデザインが多く、それはそれで”ランニングの時だけ履く”シューズとしては良いだろう。ただし、その結果ランニングシューズはなかなか普段使いも”兼ねる”ことを許してくれるものは、そう多くない。そんな背景を受けて、onはデザイン性にも妥協が無い。特におすすめなのが「オールブラック」と「オールホワイト」の2足。モノクロで単色のランニングシューズは、はっきり言って他には見当たらない。それでいてデザイン性だけでなくランニングシューズとしての性能は申し分ない。また、シューレースはゴムを選ぶこともできるので、靴紐を結ぶ必要もなく着脱もとにかく楽である点も見逃せない。普段使いできるデザイン性と、かつランニングシューズとしての性能は世界レベルのトップアスリートからもお墨付き。今、「on」を履かない理由は見当たらない。


出展:https://www.amazon.co.jp/
サングラス
フロッグスキン(frogskins)|オークリー(oakley)
やはり、結局落ち着くのは何年も愛される定番アイテム。それはパタゴニアのバギーズだけではない。こちらのフロッグスキン(frogskins)もオークリーの定番アイテム。レーシーでフィット性は高いけど、デザインがスポーティーすぎて普段使いはできないスポーツ用のモデルに比べ、もはやストリートでは定番のティアドロップデザインで街中にも良い意味で溶け込んでいく。街中だとみんなレイバンだ、だったら走ることをライフスタイルとする我々ランナーは、オークリーのフロッグスキンてな具合に。詳細レポートはこちらでもご覧いただける。
ランニングやトレイルランニングにオークリーのFrogskins(フロッグスキン)は最適なのか?

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