toggle
2018-11-16

横浜の街がボクらを走らせる〜ランニングとみなとみらい〜

最終更新日 2018年11月16日

みなと街に吹き抜ける風が、ボクらの背中を押すからだろうか。
東洋と西洋とモダンが混ざり合うケミストリーが、ボクらのココロを踊らせるのだろうか。

いつからかYOKOHAMAに自然と身体が惹かれるように走り始めたその地の魅力は、非常に単純明快だった。
海を見たい。海を見ながら走りたい。海の匂いを感じながら走りたい。
都心から電車で30分もすればたどり着けるその場所は、人工的ではありながらも海と陸の境界線を踏みしめながら走ることができる絶好のランニングスポットだった。

空が抜けている。河川敷を淡々と走るランナーが多いのは、何にも邪魔されずにノンストップで走り続けられるというメリット以外にも、そんな開放感が後押しするに違いない。横浜みなとみらいの街には、そんな「抜け」の開放感があった。

モダンなみなとみらいを駆け抜ければ、煉瓦造りの異空にたどり着く。
広く抜けた空はそのままに、シンプルに力強くたたずむ赤のレンガに、その足取りが軽くなる。
走りながら遠い昔の息吹を感じる、そんな不思議な魅力に包まれながら駆け抜けていく。

海沿いの公園がいくつもある。目に映える美しいグリーンの地続きと青のコントラストが最高に気持ちいい。
その脚で踏みしめれば優しく返してくれる自然のクッションはランナーの味方となってその走りを一層盛り立てる。

西洋と東洋の混ざり合うその街を駆け抜けると、一気に東洋が魅惑の色を放って目に飛び込んでくる。
横浜中華街はそんなランニングの延長線上に突如現れては、先ほどまでの海とモダンな世界から我々を一気にワープさせる。
そんな一瞬のロケーションチェンジをランニングが可能にする。それがさらなるこの街をランナーの聖地へと昇華させていく。

自分の足で走るから発見する、自分の足で走るから五感で感じる、そんなランニングとの絶妙な相性がボクらを横浜の街が走らせるのだ。

実際のロケーションを訪ねて。

横浜の定番ランニングコースには海と緑を見事につなぐ素晴らしい公園群がある。臨港パーク、から赤レンガ倉庫を抜け山下公園、そしてさらに坂を登って足を伸ばせば海の見える丘公園まで。どれも絶好のロケーションがランナーを飽きさせない。

みなとみらいにはランドマークタワークイーンズスクエアマークイズといったモダンなホテルと商業施設の連なりによってショッピングや飲食のスポットには事欠かない。ランニング前後のご褒美はそれこそ目白押しだ。それこそ足を伸ばせば横浜中華街がお腹も心も飽きさせない。

ランナーを迎え入れる点在するランニングステーションも見逃せない。DeNAが運営する日本大通り/関内エリアのTHE BAYS、同じエリアのTHE SPACE、みなとみらいの中心にはマークイズに入居するスポーツオーソリティがランニングステーションを提供している。

疲れた身体を癒す施設も充実だ。みなとみらいの絶景を足湯に浸かりながら堪能できることでも有名な万葉の湯SPA EAS、さらに2018年11月9日にリニューアルオープンしたYOKOHAMA SKY SPAは「ジョグスパ」という形でランナーを応援する。

都心のランナーも、そうでないランナーをも走りたくさせる横浜の魅力が、そこにはある。

関連記事