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2020-01-10

銭湯ラン|多摩・武蔵野の自然を味わう「稲城浴場」を起点とした露天風呂も堪能できるリカバリーランニング

最終更新日 2023年11月18日

稲城浴場|銭湯・温泉・ランニング

長く健康に走り続けるためには、体の定期的なケアが欠かせません。そこで推奨したいのが「温浴」による積極的なリカバリー。血行促進によって全身の疲労を積極的に回復させることをベースとする中で、いわゆる「銭湯ランニング」ほど手軽にリカバリーも含めたランニングのエンジョイ方法は無いのではないかと思います。そんな「Run & Recovery」観点でおすすめする銭湯ランニング。首都圏の銭湯にも少なくない数の銭湯が積極的に「ランニングステーション」としての利用でランナーの誘致に積極的です。
今回は東京武蔵野の自然が残る稲城市のランナーフレンドリーな銭湯「稲城浴場」を起点にした銭湯ランニングを紹介します。




稲城浴場

稲城市(いなぎし)は、東京都の多摩地域南部にある人口約9万人の市。1970年代以降の多摩ニュータウン建設や京王相模原線および小田急多摩線の沿線開発に伴い、多摩川流域の既存住宅地と合わせた人口が急増したエリアで、実際周辺を走ってみるとアップダウンのある大自然の中を切り開いた集合住宅やマンションからそのエリア開発の歴史を感じることができる街です。

稲城浴場|銭湯・温泉・ランニング

「稲城浴場」はそんな稲城市の「稲城長沼」駅から歩いて徒歩5分、住宅街の中に溶け込む形で現れます。いわゆる古き良き銭湯然とした外観ではなく、モダンな低層住宅がひっそりと温浴施設を提供していますという類の面構えをしており、なんとも街の風景に自然と馴染んだ銭湯です。
いわゆる東京都の銭湯料金で入浴できますが、露天風呂や潤沢なサウナ関連スペースも完備するなど一般的な銭湯よりも大変お得感のある大浴場。

稲城浴場|銭湯・温泉・ランニング

ノスタルジーに浸れるアイテムが意図的に配置されていたり、オーナーさんの銭湯愛を随所に感じることができます。当然地元の常連さんとオーナーさん、そして常連さん同士のフレンドリーな賑わいも銭湯の味わいをより深いものにしてくれますね。

ランナー歓迎の稲城浴場

稲城浴場|銭湯・温泉・ランニング

稲城浴場の外装にアピールされる温浴施設紹介の中にキラリと光る「ランナー歓迎」の文字は伊達じゃありません。入り口の下駄箱にシューズを預け、券売機で入浴チケットを買い、受付で「ランニングで利用しに来た」旨を伝えれば笑顔で対応してくれます。チケットを渡し、脱衣所でランニングウェアに着替えてからロッカーの鍵を受付に預けて、いざ稲城の自然を満喫しに走り出しましょう。

ランニングエリアとしての稲城、武蔵野

稲城浴場|銭湯・温泉・ランニング

稲城浴場の裏手には庭園、そのすぐ横を大丸用水のせせらぎが流れ、その流れに沿って優しく整備された親水公園を北上すると大きな流れの多摩川に遭遇します。

稲城浴場|銭湯・温泉・ランニング

そこから大きく開けた多摩川沿いをランニングするのも良いですが、周辺に点在する自然あふれる「城山公園」「稲城中央公園」でちょっとしたトレイルランニング気分を味わうのもオススメです。

稲城浴場|銭湯・温泉・ランニング

こちらは城山公園の様子です。

稲城浴場|銭湯・温泉・ランニング

ランニングのコースはこちらもぜひ参考にしてみてください。

稲城浴場|銭湯・温泉・ランニング

ランナーフレンドリーな露店風呂ありの銭湯とトレラン気分を楽しむプチラントリップ|東京都稲城市(5.2km)」

最後に

ランニングを自由に存分に楽しんだ後は、程よく疲労した身体を温かいお湯に浸かって血行促進。血液の循環によって適度な負荷による細胞内の老廃物を、血液が取り払ってくれます。また、ゆったりお湯に浸かること自体がスマホや他の雑多な情報から離れて心も脳も休まる大切な時間。そんなひとときの「リカバリー」を日常生活に積極的に取り入れることによって、より生き生きとした日常を元気に健康で楽しんでいきましょう。

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