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2025-05-01

ガーミンvivoactiveとforerunnerの違いをランニング視点で比較解説

ガーミンvivoactiveとforerunnerの違いをランニング視点で比較解説

2025年最新のGarminランニングウォッチ選びで悩んでいる方にとって、注目すべき2つの最新モデルが「vivoactive 6」と「Forerunner 165」です。一見似ているように見えるこの2モデル、実は設計思想からターゲットまで明確に違いがあります。本記事では、両モデルの違いをランナー目線・スマートウォッチ目線で徹底比較します。

🔳 この記事を書いた人 🔳

  • runstagramer 編集長 / 三好拓也
  • 20年以上ランニングを楽しむ市民ランナー
  • 公式Xアカウントでも情報配信中

1. コンセプトの違い:日常×フィットネス or 本格ランニング

日常使いが美しいvivoactive 6
日常使いが美しいvivoactive 6
モデルvivoactive 6Forerunner 165
コンセプトスマートウォッチ寄り。ライフスタイル+軽めのワークアウト重視。ランナー向けの本格スポーツウォッチ。トレーニング特化設計。
想定ユーザー健康志向のビギナーやアクティブライフスタイル派記録・ペース・トレーニング負荷まで管理したいランナー

まずvivoactive 6は「Apple Watchほどではないが、健康管理と運動記録をしっかりしたい」人に最適です。カジュアルランナー向け、健康志向向けのライフスタイル寄りのスマートウォッチですね。

一方でForerunner 165は、「走ることそのものが習慣になっている人」にピッタリのモデルです。ある程度しっかりランニングが習慣化している、これからさらに頑張っていく人向けのスポーツウォッチと言えるでしょう。

要点

  • vivoactive=“生活+ラン”
  • Forerunner=“ラン+データ分析”

2. デザインと使い勝手:洗練 vs 実用

項目vivoactive 6Forerunner 165
ディスプレイ1.4インチ AMOLED(タッチ中心)1.2インチ AMOLED(タッチ+物理ボタン5つ)
デザインスマートウォッチライクでミニマルスポーティで実用的
操作性タッチ操作中心。直感的だが汗や雨で誤動作ありボタン操作中心。ラン中でも確実に操作可
Forerunner 165
AMOLEDが美しいForerunner 165

まずディスプレイはどちらも「AMOLED」を使用しており視認性が良く美しいです。その上で、vivoactive 6はシルバー×ホワイトやローズゴールド系のカラー展開が豊富で、女性ランナーや普段使い重視派にも人気。
Forerunner 165は軽量なポリマー素材で、ランニング時の振動にも安定。「手に馴染む感覚」が高く評価されています。

3. トレーニング機能の比較:圧倒的にForerunner

機能vivoactive 6Forerunner 165
GPS計測標準精度(GNSS)標準精度(デュアルバンド非対応)
VO2max推定◯(ラン特化精度)
ペースガイド(PacePro)×
リカバリーアドバイザー×
ワークアウト作成◯(ベーシック)◯(AIランプランナー対応)
トレーニング効果分析×◯(有酸素・無酸素・トレーニング負荷)
ランニングダイナミクス×△(外部センサー対応)

Forerunner 165はGarminのスポーツアルゴリズムをフル活用。
ラン後の「リカバリー時間」「トレーニング効果」「VO2maxトレンド」まで自動でフィードバックされ、走力向上を意識した設計ですね。自分をランナーと呼んでも違和感がない人はこちらがおすすめ。

vivoactive 6でもジョグやウォーキング程度なら十分ですが、本格的なトレーニング指標の分析にはやや物足りなさがあります。繰り返しですが、あくまでスポーツアクティブな人の向けのライフスタイルウォッチな印象。

ランナー評価

  • ジョグ・健康目的 → vivoactive 6
  • サブ4以上を狙う練習管理 → Forerunner 165

4. ヘルス・音楽・スマート機能は拮抗

項目vivoactive 6Forerunner 165
音楽ストリーミング対応◯(Spotify / Amazon Music)
血中酸素(SpO₂)
HRVステータス
睡眠・ストレス・Body Battery
Garmin Pay
通知連携

普段の生活で必要な機能はどちらもほぼ同等レベル
特にvivoactive 6は、通知レスポンスや音楽操作のUIがよりスムーズで、スマートウォッチとしての完成度が高い印象です。

一方でForerunnerは、トレーニングモードにおける消費電力最適化と操作安定性が強み。
長時間ランやウルトラでも信頼できる設計です。

5. バッテリー持ちと耐久性

状況vivoactive 6Forerunner 165
スマートウォッチモード約10日約11日
GPSモード(連続稼働)約20時間約25時間
重量約42g約39g

Forerunner 165は軽量でありながらバッテリー効率が高く、毎日充電しなくても1週間走れるレベル。
vivoactive 6も優秀ですが、音楽再生を多用する場合は少し短めになります。

6. 価格とコスパ:実はForerunnerの方がトク?

モデル市場価格(日本)
vivoactive 6約42,800円(税込)
Forerunner 165約39,800円(税込)

ランナー向け機能が多いForerunnerの方が、価格はわずかに安い。
「走る目的があるなら、間違いなくForerunnerがコスパ良し」です。

7. 結論:あなたに合うのはどっち?

あなたがもし…おすすめモデル
普段の健康管理が主で、スマートに使いたいvivoactive 6
記録を活用して速く・長く走りたいForerunner 165
デザインも妥協せず、ランも楽しみたい女性ランナーvivoactive 6(ホワイト / ローズゴールド)
トレーニング分析やレース対策を重視する男性ランナーForerunner 165

8. 総評

Garminの中でも「vivoactive」と「Forerunner」は、スマート志向とランナー志向が最も明確に分かれた2モデルです。

  • vivoactive 6:生活に自然に溶け込み、仕事・子育て・運動を両立する人に。
  • Forerunner 165:走力アップを目指すトレーニングパートナーに。

💬 編集長コメント
どちらも完成度が高いが、「走る目的」があるならForerunner。
「毎日の生活にランを取り入れたい」ならvivoactive 6。
目的が明確なほど、あなたのウォッチ選びは後悔しません。

Forerunner 165

ガーミン165の画像

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vivoactive6

前作「5」はウェルネス重視のモデルでしたが、「6」に進化してランニングウォッチとしてもかなり”使える”モデルになりました!

vivoactive6
女性ランナーに嬉しいカラーラインナップ
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詳細なレビューはこちらをご覧ください。

ガーミン165をレビュー!おすすめ最新Forerunnerの使い方とできること

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ガーミン「vivoactive 6」ランニングの実力レビューと前作「5」との比較

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Forerunner 165 vs Forerunner 265:上位モデルに買い替えるべきか

Forerunner265
Forerunner265

今回は主に「165」と比較しましたが、さらにその上のGarminのランニングウォッチモデル「Forerunner 265」に関しても解説しておきますね。
165はエントリーモデル、265はミドルハイクラスとして位置づけられており、価格差はおおよそ2万円(39,800円前後と59,800円前後)。
では、この価格差に見合う違いはどこにあるのでしょうか。ランナー目線で詳しく解説します。

項目Forerunner 165Forerunner 265
価格帯約39,800円約59,800円
ディスプレイ1.2インチ AMOLED1.3インチ AMOLED(より高輝度で視認性が向上)
デザイン樹脂製の軽量ボディ(約39g)高耐久素材を使用したやや大型モデル(約47g)
トレーニング機能基本的なランニング指標(VO2max、PaceProなど)トレーニング負荷、ステータス、HRV分析など上級機能を搭載
ランニングダイナミクス外部センサー対応内蔵センサーで自動計測可能
GNSS(衛星測位)標準GNSSマルチバンドGNSS対応(測位精度が高い)
マルチスポーツ対応単一種目中心(ラン、バイクなど)トライアスロン対応(種目切り替えに対応)
バッテリー持続時間約25時間(GPSモード)約30時間(GPSモード)
重量感軽量で装着感が柔らかいやや重厚で安定感がある

ランナー視点での違い

トレーニング機能の深さ
265は「トレーニングステータス」「トレーニングレディネス」「HRVステータス」など、上級者向けの分析機能を搭載しています。
疲労度や回復状態を可視化できるため、レースに向けた調整やトレーニング周期の最適化がしやすくなっています。
一方、165はVO2maxやペース管理など、ランニングの基本をサポートする機能が中心です。

GPS精度
265はマルチバンドGNSS対応で、ビル街や木々の多いエリアでも高精度な測位が可能です。
インターバル練習やペース走で正確なラップを計測したいランナーには265が向いています。
165でも十分な精度を持ちますが、精密なデータ管理を求める場合は265の優位性が際立ちます。

操作感と装着性
165は軽量で薄く、睡眠時や普段使いでも違和感が少ないのが特徴です。
265は画面が大きく見やすい反面、やや存在感があるため手首の細いランナーは注意が必要です。
ラン中の操作性はどちらも高い水準にありますが、265のボタン反応や画面の視認性はさらに洗練されています。

編集部コメント

Forerunner 165は「ランニングをより楽しむための最初の1本」として完成度が高く、初級〜中級ランナーには必要十分な機能を備えています。
一方で265は「データを活用して走りを改善したい」「より正確なGPSとトレーニング分析を求めたい」ランナーに向けたモデルです。

  • サブ4ランナー:Forerunner 165で十分
  • サブ3.5〜サブ3ランナー:Forerunner 265を検討する価値あり

結論

  • 日常ジョグやハーフマラソン中心のランナーには Forerunner 165
  • フルマラソンで自己ベストを狙う、もしくはトレーニングデータを細かく分析したいランナーには Forerunner 265

FAQ|よくある質問

Q1. vivoactive 6でもフルマラソンを走れますか?
→ 走れます。ただし、トレーニング負荷やリカバリー分析は簡易的です。完走目標なら問題ありませんが、タイムを狙うならForerunnerがおすすめ。

Q2. 女性でもForerunnerは大きくない?
→ Forerunner 165は直径42mmと軽量で、女性でもフィットしやすいサイズ。手首が細い方にはブラックベルトよりホワイトやパープル系がおすすめ。

Q3. スマホ連携や音楽再生の操作性は?
→ vivoactive 6のほうがUIが直感的。Forerunnerは物理ボタン主体で、走行中の誤タップ防止に優れます。

Q4. ランニング以外のアクティビティにも使える?
→ どちらもヨガ・筋トレ・スイム・サイクリング・登山など幅広く対応。マルチスポーツ用途ならvivoactive 6が一歩リード。

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