2025-05-15
ランニングシューズはローテーションするべき?何足ぐらい持っているのが普通?

結論からいうと、ランニングシューズはローテーション(複数足を使い分ける)するべきです。その理由と、一般的に何足くらい持つのが普通なのかを以下に詳しく解説します。
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- runstagramer 編集長 / 三好拓也
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Contents|目次
なぜローテーションすべき?
1. クッション材の回復時間が必要
- 多くのランニングシューズはEVAやPEBAXなどのフォーム素材でできています。
- 走行後はクッションが圧縮されるため、48時間ほど休ませると回復するとされています。
- 毎日同じシューズで走ると、クッション性が劣化しやすくなる原因に。
2. 用途ごとに最適なシューズが違う
- レース用(カーボン入り)とジョグ用(柔らかめ)、ポイント練習用(反発強め)など、目的によって最適なシューズが異なるため、使い分けが理にかなっています。
3. 故障予防
- 異なるソール形状やスタックハイトのシューズを履くことで、筋肉や関節への負荷が分散され、慢性故障のリスクを減らす効果があります。
一般的に何足持っているのが普通?
市民ランナーの平均(体感ベース)
レベル感 | 所有足数の目安 | 用途例 |
---|---|---|
初心者〜初級者 | 1〜2足 | 例:ジョグ用1足+大会用1足 |
中級者(週3〜4回) | 2〜3足 | 例:ジョグ用、スピード練、レース用 |
上級者・サブ3ランナー | 3〜5足 | 用途別+天候用など含む |
※ ガチ勢(月300km以上)だと10足以上持っているケースも珍しくありません。
典型的なローテーション例
シューズタイプ | 用途 | 代表モデル例 |
---|---|---|
クッション系ジョグシューズ | LSD・回復走 | Nike Pegasus, HOKA Clifton, ASICS GEL-Nimbus |
スピード練習用 | インターバル・テンポ | Adidas Adios, Saucony Endorphin Speed |
レース用 | ハーフ・フルマラソン | Nike Vaporfly, ASICS Metaspeed, Adidas Adizero Pro |
雨用・トレイル用 | 雨天・不整地 | Gore-Texモデルやトレイルシューズ |
結論
- 週2回以上走るなら最低2足のローテーションがおすすめ
- レースやスピード練を含むなら3足以上が理想
- 故障予防・耐久性アップ・快適さの観点からも、ローテーションは「正解」です
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