【ランナー視点】普段履きでも疲れない!おすすめランニングシューズ10選|通勤・旅行・立ち仕事に強い一足

ランニングシューズは本来、運動用として設計されていますが、クッション性や軽量性、デザイン性を活かして普段履き(カジュアル用途)としても活用できます。最近では、街中でもスタイリッシュに履けるランニングシューズが増えており、スニーカー感覚で愛用する人も多くなっています。
本記事では、普段履きにも適したランニングシューズを、On・Hoka・NIKE・Salomon・ASICS・NewBalance・Brooksなどのブランドから厳選して紹介します。
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- runstagramer 編集長 / 三好拓也
- 20年以上ランニングを楽しむ市民ランナー
- 公式Xアカウントでも情報配信中
Contents|目次
普段履きランニングシューズを選ぶ【3ステップ】失敗しない選び方
Step 1:足型とサイズ
- つま先に1cm余裕を確保
- 午後に試着する(足は夕方に大きくなる)
- 左右両足で確認
- 甲高・幅広の方はワイズ表記(D/E/2E/4E)を必ずチェック
Step 2:用途を決める
- 通勤 → 静音・黒・細身
- 立ち仕事 → クッション厚・安定感重視
- 旅行 → 軽量で長時間快適
- 雨の日 → 撥水/GORE-TEX
- 幅広 → 安定型・ワイド展開
Step 3:デザインを絞る
- 黒/白/ベージュ+差し色1色が基本
- パンツが太い → 厚底ボリューム系
- 細身パンツ → ミニマル系
用途別おすすめの普段履きランニングシューズ10足サマリ
1. 通勤・オフィスで“浮かない”きれいめ
New Balance Fresh Foam X 1080 v14
包み込むようなフィット感と長時間でも踵が疲れにくい安定性。黒ワントーンならオフィスにも自然に馴染む万能モデル。
On Cloudsurfer 2
無駄のないミニマルデザインと静かな接地音が特徴。きれいめパンツやジャケットとも相性抜群で、スーツ通勤にも対応。
Nike Vomero 18
React系の柔らかさと“沈まない安定感”を兼ね備えたモデル。革靴の代わりや、仕事後のランにも使いやすい。
2. 立ち仕事・長時間歩行に強い
HOKA Clifton 10
HOKAを代表する厚底クッションシューズ。軽さと柔らかさで膝や腰の負担を軽減。展示会や立ち仕事、旅行に最適。
Brooks Ghost 17
耐久性の高いアウトソールと安定したフラットライドが魅力。ソールがすり減りにくく、普段履きでの酷使にも強い。
3. 旅行・“今日は1万歩以上”の日
On Cloudmonster 2
“モンスター級”のCloudTec®が極上のクッション性を提供。空港から観光まで、一日中歩く旅にぴったり。
adidas Supernova Rise 2
バランスの取れたクッションと軽快な推進力。旅行中の街歩きから軽いランニングまで対応できる万能シューズ。
4. 雨の日・撥水/防水が欲しい
adidas UltraBOOST Light 2.0 GTX
GORE-TEX搭載で雨や泥に強く、ラバーアウトソールのグリップ性も高い。雨の日の通勤に安心感を与えてくれる一足。
Mizuno Wave Rider GTX 2
日本人の足型にフィットする安定設計にGORE-TEXを搭載。濡れた路面でも滑りにくく、歩きやすい。
5. 幅広・安定が欲しい
ASICS GEL-Kayano 32
ゲルクッションとガイド構造で「倒れない・疲れない」履き心地を実現。幅広展開があり、甲高・幅広の足型にも安心。
普段履きとランニングを両立するシューズ10足の詳細解説
普段履きとしても活躍するランニングシューズを選ぶ際は、以下の3つのポイントが重要だと考えます!
- デザイン性:ファッションに合わせやすいカラーや、流行りのシルエット(例:厚底、ミニマルデザイン)か。
- クッション性:長時間歩いても疲れにくい、しっかりとしたクッションがあるか。
- 汎用性:ランニングにも使える性能があるか。いざ走りたいときに、パフォーマンスを発揮できるか。
つまりランニングシューズとしての360度の総合力ですね。この観点でおすすめの最新シューズを選びました!
1. On(オン)
Onはスイス発のブランドで、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。独自のCloudTec®(クラウドテック)クッションが衝撃を吸収しながら、反発力を生み出すため、快適な履き心地が魅力です。街履きでも都心でよく見かけるようになった「On」がいま、カジュアルファッションユースでもお勧めするのがこちら。
Cloudsurfer 2

Cloudsurfer2は、無駄を省いたミニマルなデザインが特徴。
- シンプルかつ洗練されたフォルム
- 幅広いカラーバリエーションでどんなコーデにも合わせやすい
- スポーツミックスやテックウェアとの相性が抜群
特に、モノトーンのCloudsurfer2は、ワイドパンツやカーゴパンツ、テクニカルジャケットとの組み合わせがしやすく、ストリートスタイルに自然と溶け込みます。
定番人気の防水・撥水仕様のWP(ウォータープルーフ)

Onのウォータープルーフは「蒸れない」と評判で、多くのビジネスパーソンが通勤時に着用しているのを目にする機会が増えました。全天候型、長距離移動でも機能性とファッション性の高いOnのランニングシューズはおすすめです。
Cloudmonster2

On Cloudmonster 2は、その名の通り「モンスター級」のクッション性で、まさに「最大級のCloudTec®がもたらす極上の乗り心地」において「最強」と言える一足です。
こんなランナーにおすすめ
- On独自の「雲の上を走る」感覚を、最大限のクッションで体験したいランナー。
- 長距離のLSDやリカバリーランで、足への負担を極力抑えたい方。
- クッション性だけでなく、独特の反発感と軽快な走りを求める方。
- デザイン性も重視し、普段使いとしてもおしゃれに履きこなしたいランナー。
2. HOKA(ホカ)
HOKAは、極厚のクッションソールと優れた衝撃吸収性が特徴のブランドです。レーシングシューズとして厚底ランニングシューズを世に知らしめたのはNIKEですが、カジュアル・ファッションにも耐えうる厚底ランニングシューズの元祖といえばHOKAでしょう。特に長時間歩く人や、足の負担を軽減したい人におすすめ。
Clifton 10(クリフトン10)

✔ 特徴
- Hoka独自の厚底クッション(EVAフォーム)で、ふわっとした履き心地。
- 軽量でありながら、高いクッション性と安定感を両立。
- 街中でも映えるデザインとカラーバリエーション。
✔ 普段履きにおすすめな理由
HOKAのClifton 9は、厚底ながら軽量で、長時間歩いても疲れにくいのが魅力。立ち仕事の人や旅行時の歩き回りにも最適です。シンプルなカラーも多く、カジュアルコーデに合わせやすいのもポイント。特にオールホワイトやオールブラックはあらゆる着こなしに対応しますよ。
3. NIKE(ナイキ)
NIKEは、スタイリッシュなデザインと最先端のテクノロジーが融合したシューズが豊富です。普段履き用としても、ファッションアイテムとしても人気があります。
Vomero 18

NIKE VOMERO 18 は、まさに「究極の柔らかさと圧倒的な快適さ」において「最強」のクッション性を提供するモデルです。
こんなランナーにおすすめ
- 圧倒的なクッション性を最優先し、足への衝撃を徹底的に軽減したいランナー。
- 長距離のLSD(ロングスローディスタンス)やリカバリーランで、足への負担を極限まで抑えたい方。
- 膝や関節に不安がある、または優しさを求めるランナー。
- ランニングを心ゆくまで快適に、そして楽しく続けたいと考えている方。
Nike React Infinity Run 4
✔ 特徴
- Reactフォーム搭載で、優れたクッション性と反発力を提供。
- ゆったりとしたフィット感で、長時間履いても快適。
- ランニングシューズらしいスポーティなデザインながら、タウンユースにも◎。
✔ 普段履きにおすすめな理由
React Infinity Run 4は、柔らかいクッションと反発力があり、足の負担を軽減。デザイン性も高く、スポーツミックスコーデやカジュアルコーデにも合わせやすい。スニーカー感覚で履けるランニングシューズとしておすすめ。
4. Salomon(サロモン)
Salomonは、トレイルランニングやアウトドア向けのシューズが多く、耐久性やグリップ力に優れています。近年は、ストリートファッションでも注目されるブランド。
Salomon XT-6
✔ 特徴
- トレイル用のソールでグリップ力が高く、安定した歩行が可能。
- GORE-TEXモデルもあり、防水性が高い。
- ミリタリー調やモノトーンカラーなど、ファッション性が高い。
✔ 普段履きにおすすめな理由
XT-6は、ストリートファッションでも人気のモデル。高いグリップ力と快適なクッション性を兼ね備え、アウトドアだけでなく、タウンユースにも適したオールラウンドシューズです。悪天候でも快適に歩けるので、普段履きだけでなく、雨の日や旅行にも最適。
5. ASICS(アシックス)
ASICSは、日本人の足に合った設計が特徴で、履き心地の良さと機能性に定評があります。特に「GEL(ゲル)」クッションが、長時間の歩行でも快適なサポートを提供します。
ASICS GEL-Kayano 32

✔ 特徴
- GELクッション搭載で、優れた衝撃吸収性を実現。
- 安定感のあるソール設計で、足への負担を軽減。
- シンプルながら、落ち着いたデザインでコーディネートしやすい。
✔ 普段履きにおすすめな理由
GEL-Kayano 31は、長時間履いても足が疲れにくいのが魅力。普段履きだけでなく、ウォーキングや旅行にも最適な一足。日本人の足に合った設計のため、フィット感が良く、快適な履き心地を提供します。定番モデルの31代目ゆえにランニングシューズとしての実力も折り紙つき。
6. NewBalance
ファッション感度の高いスニーカーマニアからも支持されるNew Balanceはランニングシューズも熱い!
Fresh Form X 1080 v14

ニューバランス Fresh Foam X 1080v14は、まさに「究極のバランス型クッション」で「最強」と呼ぶにふさわしい一足です。
こんなランナーにおすすめ
- 日々のランニングからロングランまで、万能に使えるクッションシューズを探している方。
- クッション性と安定性の両方を高いレベルで求めるランナー。
- 幅広い層のランナー(初心者からベテランまで)にフィットする、信頼性の高い一足が欲しい方。
- ニューバランス特有の包み込むようなフィット感を好む方。
まとめ:普段履きにおすすめのランニングシューズ(ブランド別)
ブランド | おすすめモデル | 特徴 | 普段履きのポイント |
---|---|---|---|
On | Cloudsurfer | 軽量でシンプルなデザイン | スニーカー感覚で履ける |
Hoka | Clifton 10 | 極厚クッションで快適な歩行 | 長時間歩いても疲れにくい |
NIKE | React Infinity Run 4 | クッション性と反発力のバランスが良い | スポーティなカジュアルスタイルに◎ |
Salomon | XT-6 | 高いグリップ力と耐久性 | ストリートファッションに最適 |
ASICS | GEL-Kayano 32 | 衝撃吸収性に優れた安定モデル | 長時間歩く人や旅行にもおすすめ |
普段履きにランニングシューズを選ぶ際は、デザイン性・クッション性・履き心地のバランスが重要です。自分のライフスタイルや好みに合わせて、最適な一足を見つけてみましょう!
ストリートファッションでランニングシューズが人気の理由

近年、ランニングシューズがストリートファッションのアイテムとして注目を集めています。その背景には、ファッションのトレンド変化や機能性へのニーズの高まりが影響しています。特に、On・Hoka・NIKE・Salomon・ASICSのモデルが支持される理由を解説します。
1. テクニカル・スポーツミックスのトレンド
ストリートファッションでは、スポーツウェアやアウトドアウェアを日常のスタイルに取り入れる「テクニカルファッション」が主流になっています。ランニングシューズはもともと高機能なデザインが特徴であり、最新のスポーツテクノロジーが搭載されているため、機能的かつスタイリッシュな印象を与えます。
特に、SalomonのXT-6やHokaのClifton 9は、アウトドア要素が強く、ストリート×機能性の融合を象徴するアイテムとして人気を集めています。
2. 90s~2000年代のスニーカートレンドの復活
近年、90年代から2000年代初期のスニーカーデザインが再評価されており、ランニングシューズのレトロな要素が人気を後押ししています。
例えば、
- ASICSのGEL-Kayano 31 → 過去の名作モデルを継承した安定感のあるデザイン
- NIKE React Infinity Run 4 → クッション性がありながら、現代的なシルエット
このように、過去の名作をベースにしたシューズは懐かしさと新しさを融合させ、ファッションアイテムとしての価値を高めています。
3. 機能性と快適性の向上
ストリートファッションは、見た目だけでなく快適さも重要視されるようになっています。従来のスニーカーと比較して、ランニングシューズは軽量かつクッション性が高いため、長時間歩いても疲れにくいというメリットがあります。
例えば、
- Hoka Clifton 9 → 厚底で足腰の負担を軽減しながら、スタイリッシュなデザイン
- On CloudSurfer → クッション性と反発力を兼ね備え、長時間の歩行も快適
このように、ランニングシューズの「履き心地の良さ」+「デザイン性」が評価され、ファッションと機能性の両立を求める層に人気が広がっています。
4. インフルエンサーやセレブの着用

ストリートファッションでは、インフルエンサーや海外セレブの影響が大きく、ランニングシューズを普段履きとして取り入れるスタイルが増えています。
特に、On・Salomon・Hokaは、海外のモデルやミュージシャン、ストリート系ファッションリーダーが愛用することで、ブランドの認知度が急上昇。インスタグラムやTikTokでの露出も増え、ファッションアイテムとしての地位を確立しました。
5. 「ダッドシューズ」ブームの延長線上
数年前から流行している「ダッドシューズ(厚底でボリュームのあるスニーカー)」の流れが続いており、ランニングシューズのボリューム感や機能性がファッションとマッチしています。
特に、
- Hoka Clifton 9 → 厚底デザイン+ミニマルなカラーバリエーション
- Salomon XT-6 → 無骨で機能的なデザインがストリートと相性抜群
これらのシューズは、ボリューム感のあるシルエットがトレンドのワイドパンツやテックウェアと好相性で、ストリートファッションに取り入れられています。
まとめ:なぜランニングシューズがストリートで人気なのか?
理由 | 解説 | 代表的なモデル |
---|---|---|
テクニカル・スポーツミックス | 機能性とデザイン性の融合がトレンド | Salomon XT-6, Hoka Clifton 9 |
90s~2000sリバイバル | レトロなデザインが再評価 | ASICS GEL-Kayano 31, NIKE React Infinity Run 4 |
快適性の向上 | 軽量でクッション性が高く、長時間歩いても疲れにくい | On Cloudsurfer, Hoka Clifton 9 |
インフルエンサーの影響 | 海外セレブやモデルが愛用し、SNSで拡散 | Salomon XT-6, On Cloudsurfer |
ダッドシューズの流れ | 厚底&ボリューム感がトレンド | Hoka Clifton 9, Salomon XT-6 |
今や、ランニングシューズは「スポーツアイテム」から「ストリートファッションアイテム」へ進化しています。デザインと機能性を兼ね備えたランニングシューズは、今後もストリートシーンで注目され続けるでしょう!
よくある質問(FAQ)
Q. 普段履きでソールは減りやすい?
A. 歩行は踵着地が多く、ランより踵ラバーが削れやすいです。ラバー厚のモデルを選び、2〜3足でローテーションすると寿命を延ばせます。
Q. 会社で浮かない色は?
A. 黒・グレー・ネイビーが無難。特に黒ソールはオフィスで目立ちません。
Q. 雨の日はどれが正解?
A. GORE-TEX搭載モデル(UB Light GTX、Wave Rider GTX 2)が安心。全面メッシュは避けましょう。
Q. サイズ選びの注意点は?
A. 普段より0.5cmアップが目安。午後に試着し、つま先に1cm余裕を持つと失敗しにくいです。
Q. 1足で普段履きとランを兼用できる?
A. 可能ですが耐久性は落ちやすいです。どうしても兼用なら厚めミッドソール&ラバー厚のモデルを選びましょう。