2021-01-28

ランニングしながら読書に最適な最新オーディオブックレビュー｜スタンフォード式最高の睡眠

最終更新日 2023年11月10日

runstagramerでオススメしているランニングスタイルのうちのひとつ「ランニング読書」。2021年も心機一転、読書でインプットと、春に向けてランニングしながら読書が最高の季節になってきますね。今回もそんなランニング読書で読みたい、ランナーにとって最適な最新のオーディオブックコンテンツを紹介します。

今回もオススメする「読書」によるインプットはズバリ「睡眠」「リカバリー」がキーワード。ランナーの中でもいかに疲労を抜くか、疲れた身体をいかに休ませるかに苦心している人は多いはずです。

中でも今回紹介する本書は次の３つのマインドセットを与えてくれます。

睡眠は単なる「休息」の手段ではない
睡眠は「不足」するのではなく「負債」になる
睡眠の質は「最初の90分」で決まる

さて、早速本書をざっくりレビューしていきますね。

スタンフォード式　最高の睡眠

本書はタイトルにもありますが睡眠研究の総本山、スタンフォード大学教授で睡眠研究の権威「西野教授」による科学的エビデンス満載の一冊となります。
ランニング中にだいたい2倍速で聴きましたが、主要な部分を2時間程度で聴き終わりました。とても等したい効果の高い一冊だと言えます。

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スタンフォード式　最高の睡眠｜オススメのポイント

出展：httpss://www.amazon.co.jp/

【驚異の事実】日本の睡眠時間は100国中、最下位。

日本の睡眠時間は100国中、なんと最下位だそうです。日本人は、やはり真面目で勤勉な気質ということですね。
各国の平均睡眠時間と比べると如実にその国の特性がわかります。
フランスは平均8.7時間、アメリカは7.5時間、そして日本は6.5時間。さらに驚くべきは日本人の40%が6時間未満とのこと。
ちなみにアメリカでは6時間は「短時間睡眠」にカテゴライズされ、とある調査では100国中、日本の睡眠時間は最下位でした。

「睡眠」という「投資」に対する意識の低さが垣間見える結果だと思わざるを得ません。

【注意】睡眠は単なる「休息」の手段ではない

睡眠をただの「休息」と捉えてしまうことが全ての間違いの始まりといっても過言ではありません。
寝ている間も、体は休んでいるだけでなく、せっせと身体をメンテナンスしているんですね。

本書によると、睡眠の役割は次の５つに分類できるそうです。

1. 休息
2. 記憶の定着
3. ホルモンバランスを整える
4. 免疫力を向上させる
5. 脳の老廃物を除去する

この５つは暗記したいレベルですね。特にランナーとしては１の休息のみならず、免疫力の向上はとても重要。身体が何らかの病気にならないように、守ってくれる機能ですね。これも、普段意識することは無いと思います。目に見えない、意識しない機能だからこそ、しっかり知識をつけて大事にしたいですね。

【結論】睡眠の「質」は最初の90分で決まる

最も重要な学びは

睡眠の「質」は最初の90分で決まる

です。もうこれだけとりあえず覚えておけば良いぐらいですね。研究によるとレム睡眠・ノンレム睡眠に関わらず睡眠の質は最初の90分で決まるそうです。逆に最初の90分さえ質の良い睡眠を保てれば、その後の睡眠の質も比例して高まるといことになりますね。
著者の西野さんの研究結果は、図に示したようなノンレム睡眠の第一周期の質を高めることが最優先。その結果、その後の睡眠全体の質を決めることがわかったそうです。

さて、ではどうやってこの最初の「90分」の質を高めれば良いのでしょうか。続きは、ぜひ本書をオーディオブックで走りながら楽しんでください！

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ランニング中もオーディオブックで知識のインプットを。ランニング中もオーディオブックで文化の栄養補給を。