【ランニングと筋トレ】速くなるためじゃない４つの相乗効果
最終更新日 2023年11月10日
ランニングを継続するモチベーションとして「サブ４」「サブ３」など記録のために日々頑張っているランナーも多いと思います。
その「記録」を目指すために、各種「筋力トレーニング（いわゆる筋トレ）」を併用して、速くなるための筋肉を養っているランナーさんも少なくないのではないでしょうか。
そんなランニングに対して筋トレは相乗効果があるわけですが、何も「記録」を目指しているランナーでなくても、「筋トレ」を並行して行うことでランニングやジョイングに相乗効果があるんです。むしろ、筋トレによって日々のランニングや毎日の生活自体が生き生き楽しいものになりますよ。そこで、今回はそんなランニングと筋トレの「速く走ること」以外のでの相乗効果を４つに絞ってご紹介します。
1. 筋トレによる基礎代謝向上でダイエット効果アップ
筋肉量が増えると、基礎代謝が上がります。基礎代謝とは、１日何もしなくても身体がその日の活動のために消費するカロリー・エネルギーのこと。毎日食べても食べた分そのまま脂肪等にならないのは、身体自身のこの基礎代謝機能のためです。
そんな基礎代謝は、筋肉量が増えると比例して多くなります。故に、筋トレをすると基礎代謝がアップするのです。基礎代謝がアップすれば、当然「痩せる」「ダイエット」を目的にランニング・ジョギング等の有酸素運動を取り入れている人にとって相乗効果となりますね。健康的に、効率的に痩せるためには走るだけでなく、筋トレも欠かせない要素です。
2. 筋トレを併用することで見た目がグッと引き締まる
ランニング（有酸素運動）は効果的に脂肪を燃焼させます。無駄な皮下脂肪が無くなり、身体はシャープにスタイルも良くなりますね。しかし、特に男性なら「ただ痩せる」だけでは、カラダとしてはカッコよくはなりませんね。ある程度の筋肉や、メリハリのある肉体が男性としては理想なのではないでしょうか（男性に限らず女性も）。
有酸素運動の後は脂肪が燃焼されやすい状態になっていますから、その後に特定の部位の筋トレを行うとその部分の筋破壊と再生で筋肉は当然肥大し、かつその部位周辺の脂肪が集中的に燃焼されます。つまり、走った後に無駄な脂肪を落として筋力アップさせたい部分の筋トレを行うことで、理想のカラダに近づくことができるのです。
3. 筋トレによって日々の食生活がより改善する
ランニングはいかに走るか、走った距離や強度が重要です。当然食事もリカバリーや効果的なトレーニングのために重要ですが、食事の重要性は「筋トレ」の方が顕著です。よく言われるイメージとしては、トレーニングそのものと同じぐらいの割合で「食事・営業（プロテイン等）」を摂ることが、効果的な筋力トレーニングには欠かせません。
つまり、筋力トレーニングを本気で頑張るほど、より日々の食事や栄養に気を使うようになります。ランニングは走った分だけカロリーがチャラになるため、その後に暴飲暴食しがちです（それ自体が走る楽しみであれば良いのですが）。しかし、筋トレは食生活や栄養をしかっりとらないとせっかくのトレーニング効果が半減してしまうのです。よって、筋トレをすることは結果的により健康で栄養バランスに気をつけた食生活まで身につけることになります。カラダだけでなく、意識も変わるということですね。
4. 筋トレによってランニングの姿勢やフォームが改善される
筋トレをバランス良く行えば、全体の体のバランスが良くなります。逆に腹筋ばかりしていると猫背、前傾姿勢になりがち、、、などデメリットがあるので、あくまで全体のバランスを考慮した筋力トレーニングをお勧めします。腹筋をやったら翌日は背筋や肩を中心としたトレーニングに。上半身だけでなく、下半身も日を分けて取り入れる。そうやってバランスと各部位の休息をしっかり考慮しながらトレーニングをすると、結果的にコアも鍛えられて姿勢が良くなります。
姿勢が良くなると、ランニングフォームも改善されてきます。特定の筋力が弱いと、その弱さがランニングフォームの乱れにつながってしまうのですが、バランスの良いトレーニングはそんなフォームのバランスを改善し、結果的に特定の箇所に過度に負荷がかかって故障につながるリスクも軽減してくれます。
こんなメリット、相乗効果だらけの「筋トレ」と「ランニング」は、ぜひ併用して日々をもっとアクティブに健康的に楽しんでくださいね。
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