Suica初対応のガーミン745はランニング大好きランナーにおすすめなこれだけの理由とレビュー
最終更新日 2023年11月10日
ランナー向けのガーミンシリーズの最新モデル「ForeAthlete 745」は2020年9月のリリース。2021年の最新モデル「ForeAthlete 55」と同時に手に入れて使い始めたのですが、ライトなランナーでも結果「ForeAthlete 745」一択となりました。
この「745」はトライアスロンにも対応したハイエンド寄りのミドルスペック。個人的には毎月100km程度のランナーなので機能的には全然持て余していますが、総合的に「745」が最高です。理由は後ほど。
では、早速詳細レビューして参ります!
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ガーミンの「ForeAthlete(フォアアスリート)」ってどんなモデル?
まずあらためてガーミンとForeAthleteのご紹介。
高いGPSの精度と高機能が評価の高いGarmin(ガーミン)によるGPSウォッチ、スマートウォッチの中でも、ワークアウトから本格的なアスリートにまで対応する、ガーミンを代表するGPSランニングウォッチシリーズです。
エリートランナーまでフルサポートできるハイエンドなモデルから、ランニング初心者までカバーする豊富なラインナップが嬉しい大人気、GPSランニングウォッチにおいて定番中の定番シリーズです。日本のランナーが使用するGPSウォッチの中で最もシェアが高い模様です。
そんな「ForeAthlete」シリーズで「745」はどんな位置付けのウォッチ?
まず「ForeAthlete(フォアアスリート)」の最新全モデル名をすべて列挙してみます(価格は税抜き価格|2021.7.1付)。
- ForeAthlete 45|¥24,800
- ForeAthlete 45S|¥24,800
- ForeAthlete 55|¥27,280
- ForeAthlete 230J|¥22,800
- ForeAthlete 235J|¥29,800
- ForeAthlete 245|¥34,800
- ForeAthlete 245 music|¥38,280
- ForeAthlete 645|¥43,780
- ForeAthlete 645 music|¥49,280
- ForeAthlete 745|¥44,800
- ForeAthlete 935|¥54,780
- ForeAthlete 945|¥63,580
- ForeAthlete 945+ランニングダイナミクスポッドセット|¥76,780
- ForeAthlete 945 RDP付|¥82,280
こうやってみると「745」はForeAthleteの中でもミドルレンジに位置するシリーズですね。トライアスロンにも対応したハイエンドモデル寄り、ミニマムな機能を実装したエントリーモデルでもない、松竹梅でいったら間違いなく「竹」的なポジショニングです。
ForeAthlete初のSuica搭載モデルが745
個人的に最も注目の機能はランニングダイナミクス計測等ではなく、やはりランナーの日常に寄り添う電子決済「Suica」の搭載ですね。
コンビニ等の決済はQR決済の普及によりSuicaの出番は減っているかもしれませんが、電車移動においては引き続き圧倒的利便性を誇りますね。
Suicaは日本全国の約5000駅や、約5万台のバスなど交通系電子決済では圧倒的存在。そんなSuica対応のForeAthleteはウォッチ一つでコンビニ決済、ランニング前後の電車移動も楽々。チャージもGoogle Payを利用できるので、Googleアカウントとクレジットカードさえされば簡単にいつでもスマホからチャージできます。
もう、これは便利すぎますよね。
この1点で、私のデイリーライフに欠かせない「Foreathlete」になりました(笑)
ガーミン公式の「ForeAthlete(フォアアスリート)745」商品説明動画
まず大雑把に機能概要を掴みたい場合はこちらのガーミンジャパン公式動画をぜひチェックしてみてください。
お財布不要、音楽再生、トライアスロン対応。
ForeAthlete 745の魅力がぎゅっと凝縮して紹介されています。
開封|ForeAthlete 745
まずシンプルなパッケージにミニマムな同梱物です。バッテリーケーブルに最低限の説明書が入っています。箱も本体もとってもクール。
実際セットアップは専用アプリの「Garmin Connect」のガイダンスですぐに終わります。流れは以下にレビューしますね。
初期設定とスマートフォンアプリとのペアリング|ForeAthlete 745
初期設定は簡単です。本体をバッテリーに繋いだら、言語設定をしてください。あとはスマートフォンアプリとのペアリングモードに入ります。
(ゆえにGarmin Connectアプリとスマートフォンは手元に用意しておいてくださいね)
ガーミンウォッチの魅力はスマートフォン専用アプリ「Garmin Connect」の充実した機能にもあります。
専用アプリ「Garmin Connect」の使い方はこちらで詳細をレビューしています。このアプリを使いたいからガーミンすべき!といっても過言ではないですね。ガーミンのこのアプリの記録画面をSNSにシェアされているのを良く見かけます。
Garmin Connect(ガーミンコネクト)アプリの使い方徹底ガイド|ランニングアプリレビュー
ペアリングと初期設定は、アプリの画面に従ってぽちぽちやるだけです。ウォッチに表示された数字をスマホで打ち込んだり、とっても簡単。
さて、これで準備完了!もちろん細かい設定も後ほどいくらでもできるので、すぐにウォッチをつけて走り出せます!
装着インプレッション|ForeAthlete 745
まず装着感は最近のForeAthleteシリーズ同様のフィット感とミニマル感が心地よいです。本体もバンドもForeAthlete55等に比べてばやや厚みはあありますが、それほどゴツさは気にならないぐらいですね。
むしろ男子だったこれぐらいのボリューム感は欲しいところ。ブラックのボディをチョイスしましたが、シンプルでちょっとだけゴツくてかっこいいです。
ランニング開始、GPSの補足精度とスピード|ForeAthlete 745
引き続き近年のForeAthlete、GarminのウォッチはGPS補足精度とスピードが早い。ガーミンのブランドの魅力でもありますね。
ウォッチをつけて、GPSを補足させたらいつでも走りにいけます。
実走で確かめる「ForeAthlete 745」の魅力
では、実際にランニングで装着してGPS計測してみます。
きになるのが大切なのが「計測中画面」ですね。こちらに載せた通り、
- ①距離
- ②走行時間(タイム)
- ③ペース(/km)
が一目でわかりやすく表示されます。最新の「55」や「245」と基本同じような見た目ですね。最近のガーミン/ForeAthleteはだいたい同じような感じです。
こちらは心拍ゾーンの画面。光学心拍計のデータから今自分にどれぐらいの負荷がかかっているかがわかります。
走行中のおもな画面モードは4つです
- 計測ダッシュボード|距離/走行時間(ラップ毎)/ペース(/km)
- 心拍数ゾーン
- 時刻
- 計測ダッシュボード|距離/走行時間(累計)/ペース(/km)
こちらをボタン一つでいつでも切り替え可能です。
また、1kmのラップ毎にペースを「ピピッ」という音と振動と共に画面でも知らせてくれます。さて、ランニングが終了したボタンをポチ!
結果はすぐに手元のウォッチで確認できます。
手元にスマートフォンがあれば一瞬で転送されます。転送された結果はこのようにアクティビティログとしてアプリで見やすく記録されます。
ペースや心拍数の推移も、すぐにスマホでわかりやすく振り返ることができますよ。便利ですね。
もちろん、スマートフォンがなくても手元のウォッチで結果を振り返ることができます。
ペースや距離で自己記録の更新があればお知らせもしてくれます。走るモチベーションがアップしますね!
シンプルな画面なので見やすいですね。
バッテリー稼働時間|ForeAthlete 745
気になるバッテリーの駆動時間、ハイスペックでこの程度の持続性があればバッチリですね。
- GPSモード:16時間
- スマートウォッチモード:約7日間
こちらも十分なスペックですね。GPS計測で16時間ももつので、フルマラソンなどでもバッテリー切れの心配なしです。歩数などライフログ機能も便利ですので、7日間充電無しで使えるのは本当に魅力的。
防水機能
ForeAthlete 745はトライアスロンにも対応しているモデル、5ATM(50m防水)なので水泳でも使える防水性能を誇っています。
ランニング後にそのままつけたままシャワーを浴びる、滝にドボンする、なんでもいけちゃいますね。
【結論】日常生活に寄り添ったForeAthleteなら745
最後に、私が今日常生活やランニングで「ForeAthlete 745」一択になっている理由をお伝えしますね。
お財布の代わりに、スマホの通知に、音楽再生まで日常に寄り添うモデル
音楽再生機能は個人的には使わないですが、もし使う人なら音楽データを取り込んでBluetooth経由で再生できるのはもちろん、Suica対応で電車乗り降りや電子マネーでお買い物もできちゃいます。
さらにスマートフォンの通知をウォッチに連携させる「スマート通知」機能がとっても便利。スマートフォンをバッグの中にしまっていてもウォッチにお知らせがくるので外出中でも重要な連絡を見逃しません。
お財布がわりに、スマホの通知まで受け取れて、音楽再生までできる。そしてランニングではランニングダイナミクスへの対応や専門家からのアドバイスを受け取れるGarmin Coarchにも対応。
これを¥40,000台で買えるのだから、AppleWatchを買うくらいならちょっとでもランニングをする人は間違いなくGarmin ForeAthlete 745すべし!
「ForeAthlete(フォアアスリート)745」のスペック一覧
- 重量:47g
- サイズ:43.8 x 43.8 x 13.3 mm
- ディスプレイサイズ:直径1.2インチ(30.4 mm)
- 解像度:240×240ピクセル
- 稼働時間:スマートウォッチモード:約7日間、GPS モード:約16時間
- 防水機能:5ATM(50m防水)
- 接続:Bluetooth、ANT+、USB
- 内蔵メモリ:32MB
- 衛星測位:GPS/GLONASS/みちびき(補完信号)
- センサー:光学式心拍センサー他
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