ノーマルAirpodsの開放感こそ、ランニングに必要なもの
走る時に音楽を聴く人。
走る時に音楽を聴かない人。
いや、むしろスマートフォンなど余計なものは持ち歩かない人も一定数いる。
私は走る時に9割がた音楽を聴いている人、音楽がランニングの楽しさを2倍にも100倍にもアンプ(増幅)していると思う派だ。
だから毎日のランニングに音楽は欠かせないし、それこそランニング用のプレイリストはアップテンポからローテンポなものまで私のiPhoneのMusicアプリを埋め尽くしている。
さて、そんな音楽をランニングに携帯する上で欠かせないのがスマートフォンとイヤフォンだ。昨今はワイヤードの脱却、ワイヤレスによってランニングと音楽の関係に劇的な革命が起こったと言っていい。
しかし、まだまだ私のもとめる「音楽と共に走るランニング」の到達点には至っていない。
ワイヤレスイヤフォンの密閉感によるランニング開放感の棄損
ランニングの醍醐味は外に出て、新鮮な空気を吸い込んで大地を自然を感じながら走ることにある(と私は思っている)。
トレッドミルで有酸素運動的に走ることを否定はしないが、あれは本来の「ランニング」ではない。やはり自分の身体のみで推進し、自然と風と大地と一体となるあの感覚、これこそランニングの醍醐味だ。
そんなランニングの醍醐味に様々な彩りを添えてくれる存在が「音楽」だ。薄暗い景色も、気分の乗らない心も、まるで心のスイッチをオン/オフされるの如く脳内に響きわたる音楽が変えてくれる。
だから、ワイヤレスイヤフォンのあの独特な「密閉感」が好きにはなれない、いや、言葉を選ばず言うと嫌いだ。せっかく走る醍醐味を味わいたいのに、あの密閉感は室内のトレッドミル体験と変わらない世界へランニング体験を閉じ込めてしまう。
真夏は強い日差しを防ぐためにキャップやサングラスも欠かせない。場所によってはマスクだって必要な時代だ。その上に、密閉感の強いワイヤレスイヤホンを強いられることは、それはもう逆に拷問に近い。
いっそのこと、そんな密閉感に包まれるのであれば、スマートフォン経由でなく己の鼻歌で肩代わりさせたくなる。
ランニングにAirpodsはノーマル派、Proの密閉感が辛い
だからこそ、あのノーマルAirpodsの密閉感の無さ、装着感の無さが絶妙なのである。装着感がなさすぎて、走っている時に落ちないか最初はヒヤヒヤした。今でも時にヒヤヒヤする。でも。落ちない。落ちないんだな、彼らは。
そんなわけで、未だに音楽と共に走る時はAirpodsノーマル一択。
仕事や移動はAirpods Proという使い分け。
参考記事
Airpods、Airpods Proに関する他の記事です。感想や使用感は、人それぞれということで。
Airpodsとランニング
Airpodsはランニングでも落ちる!? 汗や揺れの影響を毎日ランニングして徹底検証した完全レビュー
Airpods PROとランニング
ランニングイヤホンとしてAirpods Pro最強説。100km以上走って実感した運動とワイヤレスAirpodsの相性の良さ。
また、ランニングしながら音楽を聴くのも良いですが、ランニングをしながら「読書」というライフハックもおすすめ。