無料のランニングアプリで初心者フルマラソンのGPS計測はできる?
結論から言うと、多くのランニングアプリでフルマラソン(42.195km)の計測が可能です。代表的なランニングアプリ(たとえば、Nike Run Club、Strava、Runkeeper、Garmin Connectなど)は、GPSを利用して走行距離、時間、ペース、カロリー消費などをリアルタイムで計測し、フルマラソンのような長距離の記録も行えます。
また、いくつかのアプリでは、マラソン向けのトレーニングプランや、マラソンの途中でのペース管理や通知機能も用意されていますので、フルマラソンに向けた準備や自己記録の向上に役立ちます。
代表的なランニングGPS計測アプリはこちらの記事で紹介しています。
ランニングアプリ計測の盲点、バッテリー消費
42.195kmの計測ができると言っても、フルマラソンを走る際、ランニングアプリを使うとスマートフォンのバッテリー消費が気になるところ。特に、GPS機能を常に使うため、バッテリーの減りが早くなることが多いです。しかし、バッテリーを節約する方法もいくつかありますので、工夫次第でフルマラソンでも十分持たせることができます。
スマートフォンのバッテリーを節約するためのポイント
- 機内モードをオンにする
通信が不要であれば、機内モードに切り替えるとバッテリーの消費が大幅に減少します。GPS機能はそのまま使えるので、データは問題なく記録されます。 - バックグラウンドアプリを閉じる
他のアプリが動いているとバッテリーを消耗するため、必要ないアプリは事前にすべて終了させておきましょう。 - 画面を消す
走行中に常に画面をつけておくとバッテリーが早く消耗します。必要なときにだけ画面を確認するようにし、走っている間は画面をオフにしておくと節約になります。 - 低電力モードの活用
iPhoneやAndroidの低電力モードを使うと、バックグラウンドでの動作や通知が抑えられ、バッテリーの持ちがよくなります。 - 外付けバッテリーの活用
もし心配な場合は、軽量の外付けバッテリーを持って走るのも一つの方法です。ランニングベルトや小さなポーチに入れておけば、緊急時にも安心です。
これらの方法を組み合わせれば、フルマラソン(4〜6時間)でもスマートフォンのバッテリーを十分持たせることができるでしょう。
それでも不安な人は専用のランニングウォッチを
Garmin(ガーミン)などの専用ランニングウォッチは、スマートフォンと比べてバッテリーの持ちや性能面で多くのメリットがあります。ランニングやマラソンに特化した設計になっているため、特に長時間のトレーニングやフルマラソンのような場面でスマートフォンよりも優れているので、走力やスマートフォンのバッテリー消費に不安が残る人は、専用のランニングウォッチを購入しましょう。
ランニングウォッチの主なメリット
- 長時間のバッテリー持続
ランニングウォッチは、GPSをオンにした状態でもバッテリーが長持ちするように設計されています。Garminの一部モデルでは、GPSモードで10時間以上持つものもあり、ウルトラマラソン(50km以上)でも対応できるモデルもあります。通常のランニングやフルマラソンであれば、余裕をもって計測可能です。 - GPS精度と速度
ランニングウォッチは高精度なGPS機能を搭載しているため、距離やペース、ルートのトラッキング精度が高く、スマートフォンと比べてすぐに位置情報を取得できることが多いです。山間部やビルが多い都市部でも、正確な位置情報が得られやすく、トンネルに入っても補正機能で誤差が少なくなっています。 - 軽量で装着性が良い
スマートフォンと比べて軽量で、手首に装着するだけで済むため、ポケットやポーチが不要です。走行中の負担が少なく、自然な動きを妨げないのもメリットです。 - 高機能なデータ収集
ランニングウォッチは、心拍数、ランニングダイナミクス(ケイデンス、ストライド、地面接触時間など)といったデータも収集でき、トレーニング内容やランニングフォームの分析に役立ちます。これにより、練習やレースの効率を上げるためのフィードバックを得やすくなります。 - 防水性や耐久性
ランニングウォッチは防水機能が備わっているモデルがほとんどで、雨の日や汗をかいても問題なく使用できます。また、耐久性が高いため、過酷なトレーニング環境やアウトドアのアクティビティでも安心です。 - スマート機能との両立
多くのモデルには、スマートフォンからの通知を受け取る機能もあります。電話やメッセージの通知を確認しながら、バッテリー消費を最小限に抑えることができます。
これらの特徴により、特にランニングや長距離走、マラソンを本格的に取り組みたい人にとって、専用のランニングウォッチはスマートフォンよりも優れた選択肢になります。
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