2024-11-14
サブスリーランナーにおすすめのランニングウォッチを徹底解説します
「サブスリー」とは、フルマラソンを3時間未満(180分未満)で完走することを指します。一般の市民ランナーにとってサブスリーを達成するのは難易度が高く、特に高いトレーニング負荷と技術が求められるため、達成したランナーは非常に優れた実力を持つとされています。
そんなマラソン上級者「サブスリー」を目指すランナー向けのランニングウォッチ選びに関して解説しますね。
サブスリーを目指すランナーがウォッチ選びで注意すること
サブスリーランナーがランニングウォッチを選ぶ際の注意点として、次のポイントが重要です。高精度なデータをもとに効率的なトレーニングが求められるため、ウォッチの性能がレース結果にも大きく影響します。
1. GPS精度とバッテリー寿命
- GPS精度は、ペース管理や距離測定において非常に重要です。コース中での位置ズレや誤差があると、ペースが乱れることがあるため、高精度GPSが搭載されたモデルを選ぶと良いでしょう。
- バッテリーの持続時間も確認が必要です。フルマラソン程度であれば通常のGPSモードで十分ですが、長距離トレーニングやUltraモードも対応していると、トレーニング全体を記録しやすくなります。
2. ペース・心拍数管理機能
- リアルタイムのペース表示や距離ごとのラップタイム表示は、特にマラソンでのペース管理に役立ちます。ラップアラートやペースアラートがあると、設定したペースから外れた場合に通知がくるので便利です。
- 心拍数モニタリングは、過度な負荷がかからないようにするために欠かせません。手首での心拍計測が主流ですが、正確さを求める場合は胸部心拍センサーに対応しているモデルが推奨です。
3. トレーニング負荷とリカバリータイム管理
- サブスリーランナーはトレーニング量も増えがちですので、トレーニング負荷やリカバリータイムを管理できる機能があると便利です。トレーニングの質を高めながらも、疲労の蓄積を防ぐために役立ちます。
- GarminやPolarなどの上位モデルは、疲労度を計測し、リカバリータイムや理想の次回トレーニング日を提案する機能がついています。
4. ランニングダイナミクスとフォーム分析
- サブスリーを目指すランナーにとってはランニングフォームの最適化も重要です。ランニングダイナミクス(ピッチ、ストライド長、地面接触時間など)を分析できるモデルを選ぶと、フォーム改善に活かせます。
- COROSやGarminの上位モデルにはこの機能が搭載されていることが多く、フォームの改善点が見つけやすくなります。
5. 直感的で使いやすいインターフェース
- ウォッチはレース中に確認することが多いため、操作性が良く視認性が高いディスプレイを持つものを選ぶと便利です。タッチスクリーンが搭載されているモデルでも、ボタン操作が可能だと走りながらの操作がスムーズです。
6. データ解析やトレーニング計画機能
- 高度なデータ解析や、インターバルやヒルトレーニングに対応したトレーニングプラン機能があると、トレーニングの管理がしやすくなります。GarminやPolarなどではアプリと連携して、詳細なトレーニングプランを立てることができます。
サブスリーランナーにとって、精密なトレーニングデータ、ペースやフォームの管理、適切なリカバリーといった高度な機能が、レース結果を左右します。特に、GPS精度やバッテリー、ペースや心拍数管理などが充実したモデルを選ぶと、トレーニング効果を最大限に引き出すことができるでしょう。
サブスリーランナーにおすすめのランニングウォッチ3選
サブスリー(フルマラソンで3時間未満)のランナーにおすすめのランニングウォッチは、トレーニングデータの詳細な解析や高精度なGPS、ランニングフォームの分析など、上級者向けの機能が搭載されたものが適しています。以下の3つが特におすすめです。
1. Garmin Forerunner 965
- 特徴: Garminの最新モデルで、マルチスポーツ対応、鮮明なAMOLEDディスプレイ、高精度のGPSが魅力。VO2 Maxやランニングダイナミクス、最大酸素摂取量予測など、パフォーマンスを向上させるための機能が豊富です。
- おすすめポイント: 軽量かつバッテリーが長持ちで、インターバルやヒルワークアウトなど多様なトレーニングメニューのサポートに優れています。ストレス管理やリカバリー時間のモニタリング機能も充実。
2. Coros Pace Pro
- 特徴: 軽量で装着感が良く、非常に高い精度のGPS性能とデータの分析機能が搭載されています。フォームチェック用のランニングメトリクス(ランニングの効率を測定するパワーなど)にも対応。
- おすすめポイント: 2024年10月発売の最新モデル。シンプルで直感的なインターフェースと長時間のバッテリー持ちが特徴。価格も比較的リーズナブルで、コスパに優れたモデルです。
3. Polar Vantage V3
- 特徴: Polarのハイエンドモデルで、心拍数の精度やリカバリー機能が強み。ラボレベルのデータ解析ができ、トレーニング後のリカバリータイムやパフォーマンステストが行えます。
- おすすめポイント: サブスリーを目指すランナーに必要な細かなデータ解析や、負荷管理が可能。ワークアウトプランのカスタマイズ機能も充実しています。
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また、今回ご紹介したガーミンとポラールの比較記事もご参考までに。
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