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2024-11-24

Shokz OpenRun Pro 2レビュー:骨伝導イヤホンの最新モデル

ShokzのOPENRUNPRO2

Shokz OpenRun Pro 2は、多くのランナーが愛用する骨伝導イヤホンの最前線を走るShokzブランドの最新モデル(2024年10月発売)です。ランニングやフィットネスに特化したデザインで、前モデル(OpenRun Pro / 2022年2月発売)より快適性、安全性、音質が大幅に向上した待望の最新モデル。

このレビューでは、特徴、性能、利点、欠点を総合的に解説します!

「OpenRun Pro2」の特徴を6つ解説

結論としては全てのランナーにランニング用のイヤフォンをオススメするなら「ケチらずOpenRun Pro2 一択!」と伝えたいです。最初に特徴を6つまとめました。

待望のアップデート!Shokz OpenRunPro2

1. デザインと装着感

OpenRun Pro 2は軽量なチタンフレームを採用しており、長時間使用しても耳や頭への負担が少ない設計です。耳を塞がないオープンイヤー型なので、屋外でも周囲の音を聞きながら音楽やオーディオブックを楽しむことができます。私は頭のサイズを勘案して「Mini」を選びました。

特徴

  • 重さ:わずか29g。ほぼ装着感を感じない軽さ。
  • フィット感:ランニング中にもしっかり固定され、ズレにくい。
  • 防水性:IP55の防汗・防水性能で、雨の日や汗をかくシーンでも安心。

2. 音質

骨伝導イヤホンの課題であった低音の表現力が大きく改善されています。Shokzの「PremiumPitch 2.0+」技術により、音のクリアさとバランスが向上。オーディオブックやポッドキャストでは声の再現力が高く、音楽再生時も厚みのある低音を楽しめます。

ここがポイント!

  • 高音質な低音再生を実現!特に前作との違いはこの音質が大きいです!比べればダンチ。
  • ボーカルやナレーションが聞き取りやすい。

3. 操作性|物理ボタン

Shokzの物理ボタン
再生・ストップ、音量の大小など物理ボタンでランニング中も誤操作無し

シンプルなボタン配置で操作が直感的。音量調節、曲送り/戻し、電話応答など基本操作をワンタッチで行えます。また、Bluetooth 5.2対応で接続性が安定しており、接続範囲は最大10メートル。

ここがポイント!

  • 物理ボタン|特にランニング中はきめ細かな操作が難しい時があるので、Airpodsなどと比較して物理ボタンがあるのが本当にありがたい!

4. バッテリー性能

OpenRun Pro 2は1回の充電で最大10時間再生が可能。ランニングや日常使用で十分な持続時間を誇ります。さらに、急速充電機能により、5分間の充電で約1.5時間の再生が可能なのも大きな利点です。

ここがポイント!

  • USB-C|今作より「USB-C」となり、他のガジェットと共通してケーブルを使えるようになったのは大きいですね!

5. 安全性と健康効果

耳を塞がない設計は、耳の健康を維持しながら、ランニング中の周囲環境音も聞き取れます。交通音や人の声を把握できるため、特に街中での使用に適しています。

ここがポイント!

  • Shokzの最大メリットはこの安全性。耳を塞がず、自分だけの環境音(BGM)で音楽やオーディオブックが楽しめる!

6. 短所|あえての指摘

  • 音量を最大にしても、シチュエーションや好みによっては物足りない人もいると思います、個人的にはここを改善してほしい!
  • 低音の強化により骨伝導特有の振動が気になる人もいるでしょう
  • 高価な価格設定(約2万円程度)とやや高め

前モデル「OPEN RUN PRO」との違い

Shokzの最新モデル「OpenRun Pro 2」は、前モデル「OpenRun Pro」と比較して、以下の点で改良が施されています。

1. 音質の向上 OpenRun Pro 2では、骨伝導スピーカーに加えて空気伝導スピーカーを搭載したデュアルドライバー構成を採用しています。これにより、低音域の再生が強化され、よりクリアで迫力のあるサウンドを実現しています。

2. 装着感の改善 前モデルと同様の形状を維持しつつ、締め付け感を16%軽減しています。これにより、長時間の装着でも耳や頭部への圧迫感が少なく、快適な使用が可能となっています。

3. 充電端子の変更 OpenRun Pro 2では、従来の独自端子からUSB-C端子に変更されました。これにより、充電の利便性が向上し、他のデバイスとの互換性も高まっています。

4. バッテリー持続時間の延長 最大再生時間が前モデルの10時間から12時間に延長されました。これにより、長時間の使用でもバッテリー切れの心配が減少しています。

5. Bluetoothバージョンの更新 Bluetoothのバージョンが5.1から5.3にアップデートされ、接続の安定性や通信速度が向上しています。

これらの改良により、OpenRun Pro 2は音質、装着感、利便性の面で前モデルよりも優れたパフォーマンスを提供しています。

shokzのOpenRun Pro2の画像

ランニング向けのShokzの各モデルをご紹介

モデル名発売日音質バッテリー持続時間重量価格(目安)
OpenRun2021年1月高い8時間26g約18,000円
OpenRun Pro2022年2月非常に高い10時間29g約23,000円
OpenRun Pro 22024年10月最高12時間約29g約25,000円
OpenMove2020年9月中程度6時間29g約10,000円
OpenSwim2019年11月MP3のみ8時間30g約17,000円

Shokz(旧AfterShokz)はランニングやフィットネスに特化したモデルを複数展開しています。以下は、Shokzのランニング用に適したモデルの種類と特徴です。

1. Shokz OpenRun(旧Aeropex)

  • 特徴:
    • 軽量かつ防水性の高い設計(IP67防水)。
    • 音質が向上し、日常のランニングやワークアウトに最適。
    • 最大8時間の連続再生が可能。
  • おすすめポイント:
    • 初めて骨伝導イヤホンを試すランナーにおすすめ。

2. Shokz OpenRun Pro

  • 特徴:
    • 「PremiumPitch 2.0+」技術で音質を大幅改善。
    • 深みのある低音再生が可能。
    • 最大10時間のバッテリー持続時間。
    • 防汗性能(IP55)で、雨天や汗をかく状況にも対応。
  • おすすめポイント:
    • 音質を重視するランナーや長時間のランニングに最適。

3. Shokz OpenRun Pro 2

  • 特徴:
    • OpenRun Proの改良版で、さらに低音域を強化。
    • USB-C充電端子採用で充電の利便性が向上。
    • バッテリー持続時間が最大12時間。
    • 締め付け感が軽減され、より快適な装着感を実現。
  • おすすめポイント:
    • 最新モデルで、全ての性能が最高水準。

4. Shokz OpenMove

  • 特徴:
    • エントリーモデルで、手頃な価格。
    • 防水性能はIP55で日常使いに十分。
    • 最大6時間のバッテリー持続時間。
  • おすすめポイント:
    • ランニング初心者や手軽に使いたい人向け。

5. Shokz OpenSwim(旧Xtrainerz)

  • 特徴:
    • 防水性能がIP68で、水泳やシャワー中の使用も可能。
    • MP3再生機能を搭載(スマートフォン不要)。
    • 最大8時間の連続再生。
  • おすすめポイント:
    • 水泳ランナーや極限の耐水性が必要なアスリートにおすすめ。

まとめ

Shokz OpenRun Pro 2は、骨伝導イヤホンの中でもトップクラスの性能を持ち、特にランナーやフィットネス愛好者に最適です。快適性、安全性、音質が優れたバランスで融合しており、日常生活や運動時に最適な選択肢といえるでしょう。

これらの改良により、OpenRun Pro 2は音質、装着感、利便性の面で前モデルよりも優れたパフォーマンスを提供しています。

shokzのOpenRun Pro2の画像
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