toggle
2025-03-09

【2025】ナイキランニングシューズ|レベル別チャートと履き分け解説

ナイキ ランニングシューズ:レベル別おすすめモデルと履き分け解説

ナイキのランニングシューズは、初心者向けからエリートランナー向けまで幅広いラインナップがあります。自分の走力や目的、利用シーンにあったモデルがわからない!そんなあなたに2025年5月時点での最新版です。

こん記事ではレベル別のおすすめモデルをフルマラソン・ハーフマラソンの目安タイムとともに解説し、トレーニングとレースでの履き分けポイントも紹介します。

🔳 この記事を書いた人 🔳

  • runstagramer 編集長 / 三好拓也
  • 20年以上ランニングを楽しむ市民ランナー
  • 公式Xアカウントでも情報配信中

ナイキのランニングシューズチャート

ナイキのランニングシューズチャート

まずはシューズラインナップの全体概況を見てみましょう。

まずナイキのランニングシューズは、その多彩なラインナップで、初心者からエリートランナーまで、あらゆるレベルのランナーに対応しています。しかし、その豊富さゆえに、最適なシューズ選びが難しいと感じる方も多いでしょう。Geeks on Feetの「Guide to Nike Running Shoes」では、チャートのようにランナーのニーズに合わせてナイキの主要なランニングシューズを整理してくれていますのでまずは参考に。

ナイキランニングシューズの主なポイント

  • ナイキの革新技術:1971年に共同創設者ビル・バウワーマンがワッフルアイロンを使って新しいソールを開発して以来、Zoom AirやFlyknitアッパー、最近ではカーボンプレートやZoomXフォームなど、数々の革新的技術を導入してきました。
  • 人気の高さ:2023年のムンバイマラソンでは、トップ100ランナーの48%がナイキのランニングシューズを使用しており、その人気と信頼性が伺えます。
  • 選択のポイント:シューズ選びの際には、快適性、コスト、用途、サポート性などを考慮することが重要です。

このガイドでは、視覚的なフローチャートを用いて、ランナーが自身のニーズに最適なナイキのランニングシューズを見つけられるよう工夫されていますね。それでは、具体的にランニングのレベル別や、シーン別でのナイキランニングシューズを解説します。

初心者レベル向け(完走目標・ゆっくりジョグ・LSD)

1. ナイキ ペガサス 41

ナイキ ペガサス 41

フルマラソン目安タイム:4時間30分以上(初心者~サブ4.5向け)
ハーフマラソン目安タイム:2時間以上

特徴

  • ナイキの定番オールラウンドモデル。定番シューズの41代目
  • クッション性と安定性のバランスが良く、初心者から中級者まで幅広く対応。
  • ReactXフォームを搭載し、耐久性が高く、長距離ジョグにも最適

おすすめの用途
日々のジョギング、LSD(ロングスローディスタンス)、ウォーキング

2. ナイキ インフィニティラン 4(InfinityRN 4)

Nike React Infinity Run 4

フルマラソン目安タイム:4時間30分以上(初心者~サブ4.5向け)
ハーフマラソン目安タイム:2時間以上

特徴

  • 怪我をしにくい設計で、ナイキの中でも特に安定性に優れたモデル。
  • 柔らかめのReactXフォームを使用し、足への負担を軽減。
  • 足のブレを抑える構造で、初心者でも安定した走りが可能。

おすすめの用途
ケガをしにくいシューズが欲しい人、初心者のジョギング、リカバリーラン

3. ナイキ ストラクチャー

ナイキ ストラクチャー

ナイキの「エア ズーム ストラクチャー(Nike Air Zoom Structure)」は、ナイキのランニングシューズラインナップの中で「安定性(サポート)重視モデル」として位置付けられています。

特徴

  1. 安定性を求めるランナー向け
    • オーバープロネーション(走行時に足が過度に内側に倒れる傾向)があるランナーをサポートする設計です。
    • ミッドソールに安定性を高める構造が採用されており、ケガの予防や長距離の快適性を重視しています。
  2. トレーニング用の安心感ある一足
    • デイリートレーニングやジョグ、LSD(ロング・スロー・ディスタンス)など、安定感を求める日常使いに向いています。
    • 競技志向よりも「安定した走行で日々の走りを支える」役割です。
  3. ペガサスとよく比較される位置づけ
    • 「ペガサス」は中立タイプで万能型、あらゆるランナーに対応。
    • 一方「ストラクチャー」はより安定志向のランナーに特化した守備型のモデルです。

4. ナイキ ズーム ライバル フライ 4

フルマラソン目安タイム:4時間前後(サブ4.5~サブ4向け)
ハーフマラソン目安タイム:1時間50分~2時間

特徴

  • 軽量でありながら適度なクッションがあり、短距離のスピード練習にも使える。
  • 初心者~中級者のレースデビューにもおすすめのエントリーモデル。

おすすめの用途
ジョグ(=ジョギング)・テンポ走・短い距離のランニング

中級者レベル向け(サブ4〜サブ3.5目標・テンポ走・スピード練習)

5. ナイキ ペガサス プレミアム

ナイキ ペガサス プレミアム

フルマラソン目安タイム:3時間30分~4時間(サブ3.5~サブ4向け)
ハーフマラソン目安タイム:1時間40分~1時間50分

特徴

  • ペガサス41よりも高い反発力と軽量性を持ち、スピード練習にも対応。
  • ZoomX+ReactXの2層構造で、スムーズなライド感とクッション性を両立。
  • ジョグからテンポ走、レースまで使える万能シューズ
  • リリースから人気すぎてほぼ完売状態ですが…

おすすめの用途
サブ4~サブ3.5ランナーのジョグ・スピード練習・レース

6. ペガサスプラス

ペガサスプラス

フルマラソン目安タイム:3時間~3時間30分(サブ3.5~サブ3向け)
ハーフマラソン目安タイム:1時間30分~1時間40分

特徴

人気モデル「ペガサス ターボ」の系譜を継ぐ高性能ランニングシューズです。

  1. ミッドソール全体にナイキ独自の超軽量「ZoomXフォーム」を採用し、優れたエネルギーリターンを実現しています。これにより、日々のランニングで力強い推進力を感じることができます。
  2. アッパーには通気性と伸縮性に優れた「Flyknit」素材を使用し、足にぴったりとフィットするシームレスな履き心地を提供します。これにより、長時間のランニングでも快適さを維持できます。
  3. 片足約245g(メンズUS10サイズ)と軽量でありながら、ジョギングからテンポ走まで幅広いトレーニングに対応できる汎用性を備えています。また、耐久性の高いアウトソールが路面での優れたトラクションを提供します。

おすすめの用途
サブ3.5~サブ3を狙うランナーのロング走・スピード練習・レース

7. ナイキ ズーム フライ 6

ナイキ ズーム フライ 6

フルマラソン目安タイム:3時間~3時間30分(サブ3.5~サブ3向け)
ハーフマラソン目安タイム:1時間30分~1時間40分

特徴

  • カーボンプレート搭載で反発力が高いが、アルファフライやヴェイパーフライよりも安定感がある。
  • スピード練習やレースに適したセミエリート向けモデル。
  • クッション性が高く、長距離走でも負担を軽減。

おすすめの用途
サブ3.5~サブ3を狙うランナーのロング走・スピード練習・レース

上級者レベル向け(サブ3.5〜エリート・レース・本気のスピード練習)

8. ナイキ ヴェイパーフライ 4

ナイキ ヴェイパーフライ 4

フルマラソン目安タイム:2時間30分~3時間(サブ3向け)
ハーフマラソン目安タイム:1時間10分~1時間30分

特徴

  • フルマラソン用レースシューズの王道モデル。「ズームフライ」という一般モデルが、いわゆる「厚底ランニング・レーシングシューズ」の先駆け
  • フルレングスのZoomXフォーム+カーボンプレート搭載で、最強の反発力を誇る。
  • 軽量で、スピード持久力を最大化。

おすすめの用途
フルマラソン本番用(サブ3.5~サブ2.5ランナー向け)

9. ナイキ アルファフライ 3

ナイキ アルファフライ 3

フルマラソン目安タイム:2時間30分以内(エリート~サブ2.5ランナー向け)
ハーフマラソン目安タイム:1時間10分以内

特徴

  • ヴェイパーフライよりもさらなるクッション性と反発力を持つ最上級モデル
  • Zoom Airポッド搭載でエネルギーリターンが最大化
  • 長距離での推進力が強く、エリートランナーに最適。

おすすめの用途
フルマラソンでサブ3を目指すランナーのレース用

番外編|雨の日のランニングはGORE-TEX仕様のシューズで

最後は違った切り口でご紹介。雨の日のランニングでも「防水」「耐水」仕様のモデルがあります。先ほど紹介した「ペガサス41」の防水モデルは雨の日のランニングにおすすめです。

ペガサス41 GORE-TEX

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-7.png

ナイキのペガサスシリーズは、ランナーに愛され続ける定番モデルです。その最新作「ナイキ ペガサス 41」は、さらなる快適性とパフォーマンス向上を実現した一足。そして、ゴア-テックス(GORE-TEX)版は、悪天候でも快適なランニングを可能にするモデルとして登場しました。 

ナイキ ペガサス 41 ゴア-テックスをレビュー|雨の日のおすすめ防水ランニングシューズ

ナイキ ペガサス 41 ゴア-テックスをレビュー|雨の日のおすすめ防水ランニングシューズ

ペガサス トレイル 5 GORE-TEX

ナイキの定番ランニングシューズ「ペガサス」の大人気トレイル版の最新版シリーズ「5」のGORE-TEX版。

悪天候時のトレイルランニングで防水性を発揮する、冬仕様のペガサス トレイル 5。 防水性に優れたGORE-TEXのアッパー、あらゆる地形に対応するアウトソール、全体にあしらったリフレクティブ(再帰反射)素材のデザインで悪天候でも快適に過ごせます。 ReactXフォームミッドソールにより高反発のクッショニングを提供し、エネルギッシュな履き心地を実現します。

ペガサス トレイル 5 GORE-TEX
オフノワール/ブラック/モナーク/ペールアイボリー

スモーキーブルー/ライトシルバー/アーモリーネイビー/スモーキーブルー

まとめ:ナイキシューズのトレーニング&レースでのレベル別履き分け

用途おすすめシューズ
ジョグ・LSDペガサス41、インフィニティラン4
スピード練習ペガサス プレミアム、ズーム フライ 6、ストリークフライ、ペガサスプラス
レース(フル・ハーフ)ヴェイパーフライ 4、アルファフライ 3
短距離・トラックレースストリークフライ、ドラゴンフライ(スパイク)

ナイキのランニングシューズは目的別に使い分けることで、効果的なトレーニングやレースが可能になります。
自分の走力やレース目標に合わせて、最適なシューズを選びましょう!

ナイキのランニング関連記事

ナイキのランニングアプリ「NIKE RUN CLUB」の使い方

ナイキのランニングアプリ「NIKE RUN CLUB」の使い方

ナイキのペガサス42の発売日はいつ?

ナイキのペガサス42の発売日はいつ?

ナイキ ストラクチャー26登場|“3サイロ体制”で明確になった安定系の本命モデル

ナイキ ストラクチャー26登場|“3サイロ体制”で明確になった安定系の本命モデル

関連記事