【予想】ASICS Magic Speed 5は2026年1月登場か?“コスパ最強”“練習で使えるカーボン”の進化系、その実像を徹底予測

フルマラソンを走り切るための「軽さ」と「速さ」、そして「安定感」。さらに「コストパフォーマンス」。
その4つを、ここまで高い次元で両立したシューズがあっただろうか——。
2024年に登場した ASICS Magic Speed 4 は、“練習でも履けるカーボン”として多くの市民ランナーを魅了しました。一度履いた人ならわかる、あのテンポ走で自然にペースが上がる感覚。硬すぎず、柔らかすぎず、まるで脚と呼吸が噛み合うようなリズム感が生まれる。
そんな傑作の次世代モデル、「Magic Speed 5」 発売はいつ?ASICSの開発サイクルと近年の技術トレンドを読み解くと、その登場は——
この記事では、ランナーから絶賛されたMagic Speed 4の“本当の魅力”を改めて振り返りながら、次作「Magic Speed 5」がどんな進化を遂げるのかを、徹底的に読み解いていきます!
※本記事は公式未発表情報をもとに、ASICSの過去リリースサイクル、製品設計思想、ユーザー評価の傾向からrunstagramer編集部が論理的に予測した内容です。
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- runstagramer 編集長 / 三好拓也
- 20年以上ランニングを楽しむ市民ランナー
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Contents|目次
Magic Speed 5の発売は「2026年1月」が最有力
ASICSの近年のリリース傾向から見ると、Magic Speed 5の登場は2026年1月前後が最も有力と考えます。理由は3点あります。
- シリーズ更新周期が約1年
Magic Speed 4が2024年1月発売だったことを踏まえると、ほぼ1年おきのサイクル。 - 春レース&新年商戦との整合
東京マラソンなど春のメジャー大会に向けた“シーズンイン”需要を狙うなら、1月発表・発売が最適。 - METASPEEDシリーズとの棲み分け
春にMETASPEED(決戦)、冬にMagic Speed(準決戦)の流れは定着しつつある。
→ よって、Magic Speed 5は2026年1月発売が最も自然なスケジュールと言えますね。
Magic Speed 4がランナー界隈で評価された理由
1. 「扱いやすいフルカーボン」=テンポ走の最適解
上位モデルのMETASPEEDほど尖らず、それでいて“しっかり反発する”。
カーボンプレート×ロッカー構造のバランスが秀逸で、テンポ走・ビルドアップ・ペース走にハマると評判。
「履くと自然にリズムが上がる」「ロッカーの抜けが良く、脚が残る」
そんな声が多く、レースだけでなく練習で“使えるカーボン”として定着しました。
2. 脚に優しい「FF BLAST+ ECO」のクッションフィール
ASICSらしいソフトな着地感と軽快な反発。
特に中〜長距離での疲労軽減に優れ、“脚に残るダメージが少ない”=使い倒せるのが最大の強み。
3. 安定感と耐久性の高さ
サイドウォールの立ち上がりが自然な“ガイドレール”となり、疲労時もフォームが崩れにくい。
さらにアウトソールのラバー配置が耐摩耗性に優れ、練習用としても寿命が長い。
→ 総じて、「1足で練習からレースまで使える万能シューズ」という立ち位置がランナー層に深く刺さりました。

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Magic Speed 5で予想される進化ポイント
ASICSは上位モデル(METASPEED Parisなど)の新技術を“ややマイルドに落とし込む”傾向があります。
それを踏まえると、Magic Speed 5は以下の方向で進化すると予想されます。
1. ミッドソールの改良(FF BLAST+ ECOの高反発化)
- 新配合により反発力を5〜10%向上しながら、クッション性を維持。
- 特に前足部の押し出し感を改善し、「跳ねるより転がる」感覚を強化。
- サブ3〜サブ4ランナーの“ペース走〜30km走”がさらに快適に。
2. プレート特性の調整(柔軟性×反発の最適化)
- 前足部のしなりを増やし、低速〜中速でも違和感なく反発を引き出せる仕様に。
- カーボンプレートは継続採用だが、METASPEEDほど剛性を上げずに“踏める感覚”を残す。
3. ジオメトリ(形状)の進化:ロッカー位置と安定性の調和
- ロッカー開始位置をわずかに前寄りにし、設置から離地までの流れをよりスムーズに。
- サイドウォールを微調整し、内倒れ(プロネーション)を自然に抑制。
- 体重移動の“滑らかさ”がMagic Speed 4より一段階上へ。
4. アッパー&フィット感の刷新
- ゾーニングされたエンジニアードメッシュ2.0採用。
- 甲部の締め付けを軽減しつつ、横ブレを抑える“包み込むフィット”に進化。
- シュータンの厚みと踵パッドを見直し、長時間ランでもストレスを感じにくい。
5. 軽量化(−10g前後)
- 新素材とメッシュ最適化で、27cm換算約230g → 約220g前後までの軽量化が濃厚。
- “薄くて軽いのに脚が残る”バランスがさらに洗練されるでしょう。
Magic Speed 4 vs 5(予想比較)
項目 | Magic Speed 4 | Magic Speed 5(予想) |
---|---|---|
発売時期 | 2024年1月 | 2026年1月(予想) |
重量(27cm) | 約230g | 約220g |
ミッドソール | FF BLAST+ ECO | 改良型 FF BLAST+ ECO+前足インサート |
プレート | フルレングスカーボン | カーボン+柔軟性チューニング |
ロッカー | 標準(中期発動) | やや前寄りで推進性UP |
安定性 | 高い | 内倒れ抑制がさらに自然に |
用途 | テンポ走〜レース | 同等+ロングペース走への最適化 |
Magic Speedシリーズの立ち位置
ASICSのランニングラインナップにおいて、Magic Speedはこうした“橋渡し役”です:
- METASPEEDシリーズ:完全なレース用。ピーキーで反発強。
- Magic Speedシリーズ:レース〜練習両用。カーボンの実用化モデル。
- EvoRide / Noosa / Dynablast:テンポ走・ジョグ用。
つまりMagic Speedは、日常の走りをそのままレースペースに近づける“練習ギア”としての地位を確立しています。

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まとめ:Magic Speed 5は“自然に速くなる”シューズへ進化する
Magic Speed 4の成功は、“扱いやすいカーボン”という絶妙なポジション設計にありました。
次世代のMagic Speed 5では、
- 前足部の反発レスポンス
- ロッカーの滑らかさ
- 軽量化と安定性の両立
がさらに磨かれると予想されます。
発売予想:2026年1月。
「フルカーボンのテンポシューズ」が、ついに“練習もレースも主役”になるタイミングかもしれません。