ガーミンとスントを徹底比較!おすすめランニングスマートウォッチはどっちがいい?

ランニングウォッチ選びで候補に上がる定番ブランド・メーカーの「ガーミン(Garmin)」と、トレイルランニング等の山・トレイルをホームグラウンドとするランナーや登山家に根強い人気を誇る「スント(SUUNTO)」。どちらも老舗のメーカーでどんな特徴があるのか、どちらを今選ぶべきなのか、迷ってしまいますね。
そこで、こちらのエントリーではそんなガーミンとスントを次の視点から徹底比較したいと思います。
- メーカーの特徴として何が違うのか、どんなランナー向けか?
- 代表的なモデルで機能的な違いは何か?
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- runstagramer 編集長 / 三好拓也
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Contents|目次
ガーミンとスントはどんなウェアラブルウォッチメーカー?
比較項目に移る前に、それぞれのメーカーがどんな特徴があるのかざっとレビューしたいと思います。各社の背景が今のウォッチの機能的特徴にもなっているので、しっかり頭に入れておきましょう。
ガーミン(Garmin)はこんなGPSデバイスメーカー

Garminはアメリカ発のメーカーですが日本でもランニングウォッチのシェアNo.1です。
ガーミン社の生い立ちと特徴
ガーミン社はアメリカで創業、元々はGPSをコアテクノロジーとした位置情報デバイスを航空機向けなどに提供する会社でした。1989年にミン・カオとゲイリー・バレルによって設立され、2000年には上場を果たしています。そのGPS計測ノウハウをGarminのランニング・スマートウォッチは引き継いでいます。台湾の自社工場でデザインから生産まで一貫して管理しているため、高いクオリティの商品が世界中のランナーに好評です。日本のランニングウォッチ市場においても最も支持されている、シェアが大きいのがガーミンのウォッチなんです。
スント(SUUNTO)はこんな心拍計測デバイスメーカー

多くの登山家や冒険家に愛される老舗メーカーのスントは耐久性と洗練されたデザイン性で唯一無二のポジションを確立。
フィンランド創業の老舗メーカーが誇る重みと信頼性
ポラールと同じくフィンランド創業のスントの歴史は深い。1936年の創業依頼以来、先駆的な冒険心を背に業界の先駆者として、世界中の冒険家やアスリートに愛用されるスポーツウォッチ、スポーツ関連グッズの開発を行っています。
過酷な状況に対する耐久性と美しいデザイン
スントは過酷な条件に耐えうる耐久性を持つ一方で、北欧独自の美しいデザインであることをアイデンティティとしているメーカーです。耐久性や信頼性に対する象徴的なエピソードは「1939年の戦争時、フィンランド兵がソビエト連邦軍のスナイパーに狙撃されたがその銃弾を食い止め、彼の命を救ったのは、軍服のポケットに入れていたSuunto M-311フィールドコンパスだった」という逸話です。こういった背景や理念もあり、多くの冒険家や登山家の心を掴んで話さないのがスントの特徴です。さらに未だに「Made in フィンランド」を貫いているところもガジェット心をくすぐりますね。
ゆえに、ランナーの中でも特に「トレイルランニング」など山の中を走ったり、過酷な環境でのトレーニング、ランニングをする人から熱狂的な支持を集めています。
ランニング向けの比較モデル|Forerunner265 vs SUUNTO RUN


今回、総合的にメーカー単位で比較をしますが、より具体的に両社の特徴や機能性を比較するために、今最も各社のランニングウォッチでシェアの多いと思われるオールラウンドで売れ筋モデルで比較したいと思います。
SUUNTO Run vs Garmin Forerunner 265 比較表
項目 | SUUNTO Run | Garmin Forerunner 265 |
---|---|---|
ディスプレイ | 1.39インチ AMOLED | 1.3インチ AMOLED |
重量 | 約51g | 約46〜47g |
バッテリー寿命 | 最大約40時間(GPS)/約12日間(通常モード) | 最大20時間(GPS)/約13日間(通常モード) |
GPS性能 | 高精度GPSトラッキング | マルチバンド対応高精度GPS |
ランニング機能 | VO₂Max、回復タイム、HRV | トレーニングレディネス、ランニングダイナミクス |
スポーツモード数 | 約95種類 | 豊富なスポーツモード |
スマート機能 | 通知機能のみ | Garmin Pay、音楽再生、通知 |
防水性能 | 50m防水 | 50m防水 |
オフラインマップ | 非対応 | 非対応 |
価格 | 約45,000円前後 | 約63,800円(税込) |
どちらも各社がラインナップするモデルの中では低〜中価格帯、普通に日常生活でランニングを計測する機能としては十分で、かつフルマラソンも難なく計測し続けられるバッテリーライフと機能を有する最量販モデルです。
Forerunner265とSUUNTO RUNを比較する7つのポイント
上記比較表をベースにそれぞれの項目を深掘りしてご紹介します!
1. ディスプレイとデザイン

- Garmin:AMOLED搭載、タッチ操作対応。軽量でスポーティ。
- Suunto:AMOLED搭載、操作は物理ボタン主体。シンプルかつ頑丈。
→ どちらもAMOLEDを搭載してディスプレイの視認性とデザイン性は甲乙つけがたいですね
2. GPS性能
- Garmin:マルチバンド対応で都市部や山間部でも安定。
- Suunto:高精度GPSだが、特にトレイルやアウトドアで信頼性が高い。
→ 高精度な短時間ランならGarmin、長時間のトレイルランならSUUNTOという感じでしょうか
3. バッテリー寿命
- Garmin:GPS最大20時間。
- Suunto:GPS最大40時間、日常使いでも12日持つ。長時間ランで優位。
→ 長時間のアクティビティではSUUNTOが優位ですね!
4. ランニング機能

- Garmin Forerunner 265
- トレーニングレディネス(身体の準備状態を評価)。
- ランニングダイナミクス(接地時間、ストライド長など詳細なデータ)。
- Garmin Coachで個別トレーニングプランを作成。
- SUUNTO RUN
- VO₂MaxやHRV、回復タイムなど基本的なデータをシンプルに提供。
→ データを活用したトレーニングを重視するならGarminと言って良いでしょう
5. スマート機能
- Garmin Forerunner 265
- Garmin Pay(非接触決済)、音楽保存・再生、通知機能。
- アプリエコシステムが充実(Garmin Connect IQ)。
- SUUNTO RUN
- 通知機能のみ(シンプルなスマート機能)。
→ スマートウォッチ機能の多さではGarminが圧倒的ですね!
6. 耐久性と防水性能
- Garmin Forerunner 265
- 50m防水(一般的なランニングやスイムで使用可能)。
- SUUNTO RUN
- 同じく50m防水だが、アウトドアでの耐久性が強み。
→ 防水性能は同等ですが、SUUNTOは耐久性で若干優位ですかね。
7. 価格
- Garmin:約63,800円(税込)。
- Suunto:4万円台から手に入るコストパフォーマンス。
→ コストパフォーマンスだとSUUNTOが優位!ただし、Forerunner265はAmazonで常時10〜12%OFFしているので、価格差は実際それほどないかもしれません。
SUUNTO RUNのおさらい|最新モデル情報(2025年5月13日発売)
Suuntoが今回新たにリリースした「Suunto Run」は、2025年5月13日発売で、実は米国価格 約249ドル(英国では約£199)と、Suunto Race Sよりも約$100お得な価格設定となっています。

- 超軽量:わずか 36g の超軽量設計で、長時間使用でもストレスフリー
- ディスプレイ:鮮明な 1.32インチ AMOLED を搭載。操作はタッチとデジナルクラウン式ボタンの両対応
- GPS & バッテリー性能:高精度なデュアルバンドGPS。バッテリーは日常使いで 12日間、GPS「パフォーマンス」で 20時間、省電力モードで 40時間 まで対応
- ラン特化機能:マラソン・トラックランなどランナーに特化した 34種のスポーツモード。構造化ワークアウト、トレーニング負荷(TSS)分析もサポート
- 設計素材:ステンレススチールベゼル、Gorilla Glass、耐久性のあるケースとテキスタイルストラップで快適かつ堅牢
海外のレビューだと、「GarminやCorosと比較して、必要な機能を厳選したコスパの高いGPSランニングウォッチ」として好意的に評価されていますね。GPS精度やトラックモードの搭載も好評のようです。ただし、光学式心拍精度は上位モデルに若干見劣りするとの指摘もあり、心拍ベルト併用で補完できる点は補足しておきたいですね!
ガーミンの最新モデル「Forerunner 165」と「RUUNTO RUN」を比較してみる
Forerunnerは中堅ランナー向けで、発売は2023年3月とSUUNTO RUNの最新性と比べるとやや見劣りしますね。そこで、2024年2月により初心者向けのエントリーモデルとしてリリースされた「Forerunner 165」とも比較してみます。
項目 | Garmin Forerunner 165 | SUUNTO Run |
---|---|---|
ディスプレイ | 1.2インチ AMOLED タッチ + 物理5ボタン|390×390 高精細 | 1.32インチ AMOLED|タッチ操作+物理ボタン対応 |
重量 | 約39 g | 約36 g(超軽量) |
バッテリー寿命 | スマートモード最大11日、GPS最大19–20時間 | スマートモード最大12日、GPSパフォーマンス20時間/省電力40時間 |
GPS性能 | GPS/GLONASS/Galileo(従来型) | デュアルバンドGPS 高精度 |
ランニング機能 | VO₂Max、HRV、Body Battery、トレーニングエフェクト、ラップ指標、コース誘導など | VO₂Max、HRV、回復タイム、TSS分析、構造化ワークアウトなど |
スポーツモード数 | 約25種類以上 | 約34種類(ラン特化モード含む) |
スマート機能 | Garmin Pay、通知、音楽保存(Musicモデルのみ)、転倒検出など | 通知、音楽コントロール・保存(MP3)、天気情報、睡眠・活動計測 |
ナビ/地図 | コース誘導(地図表示なし) | オフラインマップ非対応 |
耐久性/防水性 | 5ATM(50 m)、強化スクリーン | 5ATM(50 m)、堅牢な素材設計 |
価格帯 | 約4万円台 | 約4万円台(実売) |
編集長コメント
- Forerunner 165
Garminのエントリーモデルでありながら、AMOLEDディスプレイやトレーニング指標がしっかり揃っている「隠れコスパ機種」。Garmin Payや転倒検出などスマート機能もサポートしつつ、軽量で日常使いにもフィットします。 - SUUNTO Run
2025年登場の最新モデル。36gの軽さとデュアルバンドGPS、高精細AMOLED、さらに最大40時間GPS稼働というバッテリー性能が光ります。価格も165と遜色なく抑えめで、ランナー特化のシンプルな機能構成が魅力です。
「データ解析やGarminエコシステムに入りたい人」は 165、
「軽さと価格、シンプルさを重視するランナー」には Suunto Run、
といった棲み分けが妥当でしょうか!
番外|国内のランニングウォッチ市場のシェア

最後に、実際のシェアでいうと「圧倒的ガーミン一強」の様相が現実的です。いくつかの市場レポートからも推定で50%以上、私の肌感でも特にマラソン大会で一定の記録を狙いに行くようなランナーの7割程度はガーミンという感じですね。
安心と信頼、市場シェアでいうとガーミン一択という感じは否めません。
【結論】ガーミン265とSUUNTO RUNどちらを選ぶべきか?
- Garmin Forerunner 265が向いている人:
- ランニングに特化した高度なデータ分析を活用したい。
- スマートウォッチ機能やトレーニングアプリを重視したい。
- SUUNTO RACE Sが向いている人:
- トレイルランやロング走でバッテリー持続を重視したいランナー。
- シンプルで直感的な操作を好み、価格とのバランスを求める人。
この情報を基に、どちらがあなたの目的に合っているか判断してみてください!
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Forerunner 265

Forerunner 265s

SUUNTO RUN
