toggle
2023-10-12

【2024】ランニングイヤフォンにはAirpods(第3世代)!完全レビュー

ついに初代Airpodsの系譜を引き継ぐ最新のAirpods(第3世代)が発表になりました。発売日は2021年10月26日。価格は税込23,800です。新しいもの好きの筆者としては早速同週に手に入れてランニングで利用しています。

さて、ランナーとして音楽を聴くならAirpodsとしてはAirpods Proもありますが、こちらと比較して使い勝手はどうなのか。スペック比較から実際の装着感や使い勝手含めて使い込んだので徹底的にレビューしますね。

2023年8月時点でのAirpodsシリーズのラインナップ

まず最初に、現状のAirpodsシリーズのラインナップをあらためて見てみましょう。

ProやMaxに比べて、新しいモデルは価格や抑え目。ただ、第2世代よりも価格はアップしていますね。さて、実際に機能的には何が向上したのでしょうか?

バッテリー性能が大幅に改善

まず長時間走るランナーにとって気になるのがバッテリー性能。こちらは1回の充電でAirPodsだけで最大6時間のリスニングが可能と発表がありました。フルマラソンも多くのランナーであればカバーできますね。

Airpods Proに比べてフィット感は

個人的にはAirpods Proの密閉感が好きでは無いので、変わらずイヤーチップがない形でアップデートした第3世代には期待したいところです。この形状は耳の形によってはフィットしない人もいるかもしれませんが、私の体験ではランニング中も全く問題なし。Proほどの違和感も無いので、今回の第3世代も密閉感がなく、より長時間音楽と一緒に走れる仕様となったようです。実際のランニングレビュー結果は後ほど!

ノイズキャンセリングはProとMaxだけ

ノイズキャンセリング機能は今回の第3世代には搭載されませんでした。むしろ、これが搭載されるとProとの差別化ができないですね。電車の中や騒音の中でもクリアに音楽や音声を聴きたいという普段使いも兼ねるランナーには、引き続きProをおすすめします。

Airpods3世代の形状や見た目の違いを比較してみる

まずは形を見てみましょう。今回リリースの第3世代、一目瞭然でProの形状を引き継いでいることが分かりますね。つまり、形上は第二世代の後継というよりは、Proの兄弟、弟分と言えるでしょう。

実際、充電ケースも本体の形状に合わせて、Proに近い横長の形へアップデート。ただしProよりは幅が小さく、コンパクトな仕上がりになっているので、持ち運びにかさばりませんね。

落ちる?ズレない?ランニングでのAirpods第3世代インプレッション

では、早速実際に合計30km程度、ロードやトレイルなど様々な環境で走った上でのレビューを簡潔にまとめますね。

走っているとズレや落ちる心配は無いのか?

結論、全くズレない、落ちません。

正直、第二世代は耳の形状によっては激しいトレイルの上下などでは落ちる心配がありました。幸い、私は耳の形状的にも違和感なく、ほぼ落ちることはなかったですが「落ちてしまわないかな?」という心配はどこかで引きずっていた気がします。

第3世代の形状に進化し、ランニング中にこの「落ちてしまわないかな?」という心配すら無くなりました。これは劇的な形状による進化と言えますね。

装着感や密閉感は第二世代やProと比べてどうか?

Proの難点は、やはりイヤーチップによる密閉感です。好みは分かれますが、個人的にはあの密閉感が、外を走る開放感を邪魔してProよりも第二世代を好んでランニング中は使っていました。

今回の第3世代は、そのProの密閉感が当然イヤーチップレスにより無くなり、しかし形状はより耳の穴にひっかかる形式なので落ちることも落ちる心配も無くなりました。

第2世代と比べれば、その分装着感が増したと言えますが、それもProの密閉感がなくなることに比べればあまりに小さいことだと思えますね。

音質が最強、これがAppleの真骨頂

そして、何より音質が最高です。骨伝導イヤホンなど、密閉感が嫌なランナーが使う様々なワイヤレス型のイヤーフォンがありますが、その中でも圧倒的な音質はランニング中のテンションを最大限に引き出してくれます。

空間オーディオ対応で臨場感のあるサウンドに

これまでAirpods ProとMaxにのみ搭載されていた3Dサラウンドな音楽・音声空間を楽しめる「空間オーディオ」に第3世代が対応しました。これにより、対応の音楽はより立体的なサウンドが楽しめるようになったのが特に第3世代の音質や、他の完全ワイヤレスイヤフォンとの差別化になっていますね。

Bluetooth接続のストレスがゼロ

そしてiPhoneとの相性の良さも真骨頂。iPhoneユーザーならAirpods一択は変わりませんね。いざ走り出そう、音楽聴きたい!そんな時の接続の手間はほぼゼロです。もはやランニングギヤにおいてはGarminなど計測ウォッチ系も含めて、スマートフォンとのBluetooth接続は欠かせませんね。特にApple製品同士での相性は抜群です。

フルマラソンにも耐えうるバッテリー性能

これまでの最新Airpods Proは連続再生時間は「4.5時間」でした。今回のAirpods第3世代は「6時間」と飛躍的に向上。走力にもよりますが、多くのランナーのフルマラソンをスタートからゴールまで音楽やBGMの力でカバーできるバッテリー性能となりました。

空間オーディオが「オン」だと5時間なので注意

Airpods第3世代のウリである「空間オーディオ」がオンになっているとスペック上は6時間の連続再生ではなく、5時間となりそうですので注意が必要ですね。

耐汗・水の性能もランニングでは十分

「IPX4等級の耐汗耐水性」がスペック上保証されています。これは耐水、防水性能が高くシャワー浴びても大丈夫、というわけではありませんが、ランニング等の運動時の汗程度なら機能上全く問題ないという保証ですね。夏場の汗だくで利用したわけではないですが、スペック上ここが保証されてるのも安心です。ここも第2世代から進化したポイントですね。

ランニング中の音楽操作も楽々

先端の部分を摘むことで、再生や停止、送りなどの操作が簡単にできます。第2世代は「トントン」っと叩く感じだったのですが、これはあまり操作性が良いとはいえませんでした(特に冬場のランニングでてが悴んでいるときとか笑)。

その点、第2世代よりもランニング・ジョギング中の操作性は格段に良くなったと感じました。

Proにあって第3世代に無いもの

ランニングではあまり関係ないかもしれませんが、あらためて「Pro」と形状(イヤーチップ)以外で何が違うの?と思いたくなるほど完璧なAirpodsの2021年最新モデル(第3世代)ですが、ノイズキャンセリングが搭載されていません。ランニング利用というより、走る時だけでなく普段使いも兼ねたい、移動中や勉強集中用、テレワークの会議用などでも利用したい。そんな方はProの方が総合的に良いかもしませんね。

【結論】今ランニング用で完全ワイヤレスイヤフォン買うならAirpods第3世代一択

ここまで読み進めた方であれば、異論は無いのではないでしょうか。

迷っている暇はありません、今すぐ第3世代に乗り換えましょう。常に良質な音楽やBGMが常にランニング・ジョギングに寄り添う最高のライフが実現できますよ。

Airpods(第3世代)本体

出展:https://www.amazon.co.jp/

Apple公式では基本割引はありませんが、AmazonやRakutenなら5%〜(¥1500程度)OFFの公式商品をゲットできちゃいます。

 

【こんな人向け】2023年最新モデルで高機能派|Forerunner 265

Airpodsとランニングの関連記事

Airpodsはランニングでも落ちる!? 汗や揺れの影響を毎日ランニングして徹底検証した完全レビュー

ランニングイヤホンとしてAirpods Pro最強説。100km以上走って実感した運動とワイヤレスAirpodsの相性の良さ。

Airpodsがランニングで落ちてしまう(不安な)人のための劇的な改善方法

その他オススメのメーカーはこちら

Shokz OpenRun Pro 2レビュー:骨伝導イヤホンの最新モデル

関連記事